タイヤチェーン、どう選ぶ? 金属製と樹脂製、それぞれのメリットとデメリットとは

タイヤチェーンには、金属製と樹脂製の2種類が主流です。効き目や価格のうえでは金属製が優れていますが、一部区間では使用できない場合も。両者にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

効き目で優れる金属製 着脱しやすい樹脂製

 乗用車の冬道対策は、いまやスタッドレスタイヤの装着が主流といえるかもしれませんが、積雪地域に行くことがまれなので、必要な場所でタイヤチェーンを使うことで済ませたい、という人もいるでしょう。

Large 20171214 01
金属製チェーンのイメージ。写真のような「亀甲型」や、「ハシゴ型」などがある(画像:Anatoly Tiplyashin/123RF)。

 一方で、天候が急変しやすい場所などでは、スタッドレスタイヤをはいていても、チェーンの装着が必要な規制がかかることもあります。このため道路管理者などは、スタッドレスタイヤの装着とともに、タイヤチェーンの携行を呼び掛けています。

 いざというときのためにも備えておきたいタイヤチェーンには、どのようなものがあるのでしょうか。カー用品店「オートバックス」を展開するオートバックスセブン(東京都江東区)に話聞きました。

――タイヤチェーンにはどのようなものがあるのでしょうか?

 昔ながらの金属製チェーンと、ゴムなどの樹脂でできたものが主流です。ほかに「オートソック」といって布をタイヤにかぶせるタイプの簡易なものもありますが、これはチェーン規制に対応していないものも多く、あまり主流とはいえません。

――金属タイプと樹脂タイプのメリットとデメリットは、どのような点でしょうか。

 金属チェーンは、滑り止めの効き目としては申し分ありません。ただチェーンを地面に敷いて、クルマを動かしその上に乗り上げてタイヤへ取り付けたり、取り付けて100mほど走り、さらにきつく締める「増し締め」が必要になるものもあるなど、脱着に時間がかかることがデメリットといえます。とはいえ、近年ではクルマを停めたまま取り付けられるものや、自動で「増し締め」するものなども出てきています。

 一方、樹脂タイプは取り付けやすいのが大きなメリットです。クルマを停めたまま取り付けられるものも多く、装着ミスも少ないといえます。ただ、滑り止め性能としては金属よりも若干劣ります。

――価格面はいかがでしょうか?

 サイズにもよりますが、金属製がおおむね1万円台なのに対し、樹脂製は1万7、8000から、上は3万円、4万円のものもあります。

――売れ筋の傾向はいかがでしょうか?

 近年は金属チェーンを付けたことがない人が多くなっていることもあり、樹脂製のほうが幅広い世代に売れているとは思いますが、昔から金属製を愛用している方も少なくありません。

この記事の画像をもっと見る(3枚)

【タイヤ特集】交換時期からメンテナンス方法までクルマのタイヤを徹底解説 購入・交換時に役立つタイヤチェーンやパンク対策情報も

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 樹脂製のチェーンなら粉じんも上がらないのか?

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  3. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  4. ロシアのミサイル部品工場が「大炎上」 ウクライナ軍の航空機から発射した巡航ミサイルが「直撃」か
  5. ウクライナ軍の「1000機の無人機」がモスクワの製油所を襲撃!“タンクが吹き飛ぶ瞬間”を捉えた映像を大統領が公開 今後の影響は?
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号