東海道・山陽新幹線、今日は大阪に「頭」 年1日、第2総合指令所から列車制御 その目的とは

東海道・山陽新幹線の運行を管理する「総合指令所」。東京にありますが、もし災害に襲われたら――。これを想定した施設が大阪にあり、基本的に年に一度だけ、その施設から東海道・山陽新幹線の運行が管理される日があります。

大阪は常時スタンバイ 運転士が指令員に変身!?

 年に一度行われる、この大阪にある第2総合指令所からの列車制御は今回で18回目。これまで、異常発生により東京に代わって大阪から列車を制御したことは一度もないとのこと。

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左の大きな表示板が東海道・山陽新幹線、奥の小さな表示板が九州新幹線の状況を示す(2017年12月2日、恵 知仁撮影)。

 ただ、第2総合指令所は万が一に備え、電源が常時入った状態。要員も、普段は乗務員や駅勤務などをしている「兼務指令員」が大阪地区に配置されており、ただちに東京から切り替えて、運行制御が行える体制になっているといいます。

「新幹線が止まるということは、日本の経済が滞ってしまうことと思っております」(JR東海 新幹線鉄道事業本部 輸送指令長 小村勝夫さん)

 12月2日(土)は、この大阪にある第2総合指令所から、合計162名の指令員が487本の営業列車を制御する予定。12月3日(日)の始発から、東海道・山陽新幹線の運行管理は東京の指令所へ戻ります。

 ちなみに平常時、この第2総合指令所では指令員の教育や訓練、設備を改良する際の確認試験などを行っているそうです。

【了】

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