暖房と乗りもの酔い、関係あった 冬の車内や機内、暖かすぎて酔うメカニズムとは
暖房が「酔い」にどう関係? 「乗りもの酔い不安」も影響
――暖房の効きすぎといった要素は、乗りもの酔いにどのように関係してくるのでしょうか?
暖房の効きすぎは、体温調節にも関わる自律神経の乱れを助長するものと考えられます。
――クルマでも電車でも同じでしょうか?
乗りものの種類によって酔い方が変わるというデータはありませんが、日ごろ経験しない揺れかたほど、酔いやすいと言えるでしょう。
――対策はありますでしょうか?
暖房の効きすぎによる場合は、窓を開けるなどして気分転換を図ることは有効でしょう。
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エスエス製薬によると、乗りものの揺れや加速だけでなく、暖房をはじめ、疲れや睡眠不足などの体調不良や、車内のよどんだ空気、ガソリンのにおいなどを不快に感じることが、乗りもの酔いを引き起こす原因になるといいます。乗りもの酔いへの不安が強い人や、精神的なストレスを抱えている人も酔いやすいといい、視覚や嗅覚による刺激だけでなく、精神的な要素も影響するようです。
ちなみに、酔い止め薬の服用についてエスエス製薬は、「酔ってしまってからの服用でも効果がありますが、乗りものに乗る30分から1時間前の予防的な服用が特に効果的です」と話します。
【了】
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