トヨタ「JPNタクシー」デビュー1か月、その評判は? 「これタクシー!?」の声も
東京23区では「深藍」 地方ではバリエーションも?
「JPNタクシー」は、標準色として深藍(こいあい)、黒、白の3色が設定されています。おもに東京23区で「JPNタクシー」を販売する東京トヨペット(東京都港区)によると、「東京ハイヤー・タクシー協会さんが車体色の統一を呼び掛けていることもあって、東京23区エリアではおよそ9割に深藍が採用されています。ただ、多摩地区では黒のほうが多いほか、地方ではほかの色も見られるようです」と話します。
たとえば、岡山交通は標準にない黄色の車体色を採用しています。「当社含む両備グループ(編集部注:主に岡山県で交通事業を展開する企業グループ)のタクシー会社で2台の『JPNタクシー』を導入(2017年12月初旬現在)していますが、いずれもグル―プにおける小型タクシーのカラーである黄色に統一しています」とのこと。
岡山交通へ「JPNタクシー」を販売した岡山トヨペット(岡山市)によると、「メーカーとしては深藍で統一したいという思いはありますが、両備グループさんのように、車体色にこだわりをお持ちで黄色を納車した例もあるほか、標準色ではどちらかというと黒が多いです。もちろん深藍や白を導入するところもあり、たとえば白で走っていたところが急に黒になると、お客様の印象も大きく変わることから、おおむねそれまでの車体色に準じた色が選ばれています」と話します。東京23区ではほぼ深藍ですが、それ以外の地域では深藍以外の色も多く見られるという状況のようです。
売り上げの面ではどうでしょうか。おもに東京23区を販売エリアとする東京トヨペットでは、12月5日(火)までの段階で約370台(登録台数。以下同)だそうです。一方、岡山トヨペットによると、岡山県内では12月初旬の段階で10台ほどだといいます。
岡山交通は「価格が高いので少しずつではありますが、2018年も(『JPNタクシー』を)計画的に増備していく予定です」としています。従来型の「コンフォート」は、最上級グレードの「SG」でもおよそ233万円でしたが、「JPNタクシー」は標準グレードの「和」でおよそ328万円、上級グレードの「匠」でおよそ350万円。この価格差もあり、すぐに増備できるわけではないようです。
このことから、岡山トヨペットによると「『コンフォート』の在庫分も並行して売れています」とのこと。「いま更新すべき車両を『コンフォート』でまかない、その在庫がなくなってから『JPNタクシー』を導入することを検討している会社もあります。『JPNタクシー』が本格的に売れ出すのは、『コンフォート』の在庫がなくなってからかもしれません」と話します。
東京では2020年までにタクシーの3台に1台になるという「JPNタクシー」、全国で本格的に台数が増えるのは、これからといえるでしょう。
【了】
JPNタクシーはなかなかいいと思いますよ!イギリスには伝統の「ロンドン・タクシー」があるのですから、日本独自のタクシーがあってもいいですよねぇ!
山梨の南アルプス市でタクシー頼んだらトヨタのファンカーゴが来たけどね
本格的身障者対応車の大量投入、といえば言い過ぎ。しかし狭いトランクにロープまで使って無理矢理車イスを詰め込んで、雨天時には車イスが雨に濡れる、という現状を考えれば遥かにまし。しかし車の色は地方ではあまり変化しないのでは。
リチウムイオン電池を積んだハイブリッド車を買わされた事を本当はどう思ってるのか、
なかなか本音は言わないだろうが、記者はそこを確認してほしかった。
ハンドルの“きれ”が、あまり良くはみえないのたが・・・。
最小回転半径が諸元で5.5くらいじゃないですかね、カローラは標準タイヤならFFになってからも4.8前後ですからね、これって僅かな数値でも運転すると全く別物で5.5だと確かに狭い曲がり角で切れない!を思い知らされますよ
早く自動運転にして欲しい
そうすれば割り込みや違法な客待ちも減るので渋滞もなくなり 、皆のストレスが軽減される。