都営浅草線、「歌舞伎」な新車両お披露目 内装も和テイストな新型5500形とは(写真20枚)
東京都交通局が地下鉄浅草線の新型車両5500形を初公開しました。外観のデザインコンセプトは「歌舞伎」といいます。最高速度も向上し、あることが可能になっています。
隈取りモチーフの「顔」に注目
東京都交通局は2017年12月9日(土)、地下鉄浅草線の車両基地である馬込車両検修場(東京都大田区)の一般公開イベント「都営フェスタ2017 in 浅草線」を開催、その会場で浅草線の新型車両5500形を初公開しました。
5500形は、浅草線を走る東京都交通局の車両としてはおよそ20年ぶりとなる新型です。「日本らしさとスピード感が伝わる車両」をコンセプトに、外観デザインは歌舞伎の「隈取り」を現代風にアレンジしたといいます。
内装も、「和紙」や「寄せ小紋」、「江戸切子」といった伝統工芸品の柄をシートやカーテンなどに取り入れ、随所に和のテイストを感じさせます。
「外国などから来たお客様に『東京らしさ』を感じていただける車両です。車いすのお客様や大きな荷物をお持ちのお客様に対応するフリースペースを全車に設けるなど、体の不自由な方にも配慮しています。ぜひ、乗り心地を試していただければと思います」(東京都交通局 車両課長 竹下 克さん)
これまでの5300形と比べると、5500形は8両編成のうち電動車(走行用モーターを搭載した車両)を2両増やし6両に。最高速度も110km/hから120km/hに向上しています。都営浅草線が京急線や京成線、北総鉄道などと相互直通運転を行うなか、5300形はそのスペックから、京成「スカイライナー」や「アクセス特急」が走る「成田スカイアクセス線」へ入ることができなかったそうです。5500形はこれが可能で、東京都交通局としては今後、京成電鉄などから求められれば対応していく構えです。
5500形は2018年春にデビュー予定で、以後、全27編成ある5300形が順次置き換えられます。廃車となる5300形について竹下さんは、「どなたかもらい手があれば……」と話します。
ちなみに初お披露目の場となった「都営フェスタ」は、毎年恒例の車両基地公開イベントで、浅草線の馬込車両検修場と三田線の志村車両検修場(東京都板橋区)で交互に開催されてきました。2015年に馬込車両検修場で行われた際には、およそ5000人が来場したとのこと。「新型車両のお披露目はふだん、デビュー直前に行いますが、今回は『フェスタ』にあわせてひと足早く行いました」(竹下さん)といい、まだ行先表示器の文字入力も終わっていない状態だそうです。
【了】
座席はクッションがありそうだ。京急並みとまでは言わないが、E233、E235系レベルを望みたい。
これを契機(?)に京成3050形の座席クッションを改善してほしい。モケットは非常に面白いが、それだけに硬めの座席が残念至極。幸い、先輩格の3700形という良いお手本がある。早急に検討してほしい。
歌舞伎、というより、昔のアニメのキャラを思い出したのは私だけ?
都営浅草線はラッシュ時はそこまで混雑してないから車端部は転換クロスシートで良いかも。
空港移動も楽になるし、北総線もそこまで混まないから全てロングシートにする必要はない。
歌舞伎と言いながら側面はチープな感じがする。窓下も白にラッピングしないと歌舞伎らしくないと思う。ぶっちゃけ貧ぼっちゃま歌舞伎って感じ。
それと側面上部の帯が細すぎて路線識別の意味をなしてない。ロゴも見づらい。
実写を見れば分かるが、ステンレスのギラ付きで帯が見えない。
ドアや窓上ギリギリまでの太さにすべき。
京成で増殖してる走る棺桶みたいに帯が細すぎててっちゃんじゃないと何の車両か分からないのと一緒。
キモい。論外。却下。
5300形で状態のいいものは、北総鉄道にリースしてもいいのでは?
模様替え(車両の外装、車内設備等)は、向こう持ちにしたとしても、累積債務に喘ぐ北総にとってはメリットありだと思います。