中古車の査定額、車体色でどれほど変わる? 色の人気と価格、比例するとは限らない?
中古車には、査定で高くなる車体色とそうでない車体色があります。どれほど影響するのでしょうか。多色展開されているクルマでは、状況が異なってくることもあるようです。
高くなる色は「パール系」
クルマにはさまざまな車体色が設定されています。商用車では白や黒、シルバーといった色が主流ですが、一般の乗用車では10種類以上のカラーバリエーションが設定されていることもあります。
ただ、新車ではカラフルに展開されていたとしても、いざクルマを売却する際には、車体色が査定額に影響することもあるようです。中古車量販店「アップル」を全国で展開するアップルオートネットワーク(東京都中央区)に話を聞きました。
――中古車において、査定額が高くなるのはどのような車体色でしょうか?
いわゆるパール系の色、なかでも「パールブラック」と「パールホワイト」です。この2色はオークション会場で人気がありますが、それ以外の色ですと、価格が下がる傾向にあります。
――逆に、査定額が安くなってしまうのは、どのような色でしょうか?
たとえば黄色、緑、水色などでしょう。こうした色は新車においても台数が少なく、それと比例して中古車量販店でも引き合いが少ないといえます。
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