いすゞ「ピアッツア」(初代) ジウジアーロ×いすゞの1台、かっこよさのワケ

大型車のイメージで見られて久しいいすゞですが、かつては実に欧州テイストあふれるコンパクトカーを世に送り出していました。そのうちの1台が「ピアッツア」です。どんなクルマだったのでしょうか。

世界のトップブランドとのコラボはどう見えた?

「ハンドリングバイロータス」におけるメインのボディカラーは、いかにもロータスらしい「ブリティッシュグリーン・マイカ」。リヤ・コンビネーションランプのデザインを変更し、スポイラーを装着して、キリッとした印象を高めました。ステアリングはモモの本革巻3本スポーク、シートはヘンリンボーン生地スポーツタイプという設えで、スポーティ感と、いかにも「ブリティッシュ!」という高級感満載な仕上がりに、国産車ファン、輸入車ファンの垣根を越えて、グッときちゃった若者多数でした。

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1988年発売「ピアッツアXE・ハンドリングバイロータス」(画像:いすゞ)。

 何より「ハンドリングバイ」という言葉が、なんだか無性にかっこよかったのを覚えています。「メイド」でも「プロデュース」でもなく、「ハンドリング」。響きの良さに加え、「世界のトップブランドが日本メーカーと手を組む」というワクワク感と、80年代後半から90年代にかけての日本の勢い、いうなれば「世界に向けた万能感」を感じさせたモデルでした。

 その後1991(平成3)年に2代目になって、若干目つきが鋭くなってしまいましたが、それでも見かけるとちょっと嬉しいクルマだった「ピアッツァ」。1993(平成5)年にいすゞが乗用車(SUVを除く)の製造を終了した時の喪失感は、ちょっと忘れられません。それが余計に鮮烈な記憶を刻み付けたのかもしれませんが、「ピアッツァ」、やはりいま見ても「かっこいい」クルマです。

【了】

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コメント

4件のコメント

  1. 懐かしい型式JR120、独立サスでもない何ら変化の無い駆動系のFR車、それでも車の価値を販売台数で評価してはならない事を教えてくれた車でした。

    いすゞの乗用車は先陣をきってディーゼルを搭載するなど発想は積極的でしたが時代の煽りには勝てませんでしたね

    一時期いすゞ車を生産する町の最寄り駅ではいすゞ車のタクシーが大半を占めて走る時代もありましたね

  2. 乗る機会はなかったけど117クーペ好きでした(特に最終年の角4灯)

  3. 自分もいつの日か、いすゞの旧車に乗りたいと夢見てます!

    ピアッツァ、ジェミニ、ベレG、117クーペの復刻版発売してくれませんかね!

    • メーカーが乗用車作る気が一切ないから無理

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