京都鉄博に青函トンネル機関車EH800形が到着! 北海道からはるばる 期間限定展示(写真14枚)

珍しい機関車、大勢に見守られ京都鉄道博物館の館内へ コンテナも展示

 その役割から、走行区間が青函トンネルを含む東青森~函館貨物ターミナル間に限定されているEH800形。これ以外の区間で見られることはほとんどありませんが、今回は京都鉄道博物館で展示されるのに伴い、関西方面へ初めて乗り入れました。ただし、EH800形は交流方式のため、直流区間である関西エリアでは自走できないことなどから、ほかの電気機関車に牽引されての回送となりました。

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博物館の館内でも、多くの鉄道ファンがEH800形を出迎えた。
運転席の窓には、機関車の検査票などが貼られていた。
鉄道コンテナの内部も特別公開。壁は板張りで、荷物を固定するための金具が設置されている。

 搬入作業は、1月20日(土)の開館中に行われました。関西エリアでは滅多にない、EH800形が見られる絶好のチャンスということで、朝から大勢の来館者が詰めかけました。

 午前10時30分、EH800形はDE10形ディーゼル機関車に押されて、外部と線路がつながった「車両工場ゾーン」にゆっくりと入場。同時に展示される、コキ107形コンテナ貨車の横に停車しました。公開が開始されると、あたりはたちまち人だかりが。多くの鉄道ファンが、正面からの姿や、列車が北海道から回送されたことを表す「車票」などを熱心に撮影していました。

 EH800形とコキ107形の展示は、1月28日(日)まで実施。EH800形にはオリジナルヘッドマークが取り付けられているほか、コキ107形には、北海道エリアを中心に運用されているコンテナが搭載されています。また1月20日(土)と21日(日)の2日間は、コンテナ内部への乗車体験や、子ども制服(JR貨物)での記念撮影会、JR貨物グッズの販売(数量限定)なども開催されます。

【了】

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Writer: 伊原 薫(鉄道ライター)

鉄道ライター。乗り鉄・撮り鉄のほか、鉄道旅で酒を楽しむ「飲み鉄」や列車を貸し切って遊ぶ「借り鉄」の普及に勤しむ。最近は、鉄道と地域の活性化アドバイザーとしても活動中。好きな発車メロディはJR北千住駅。

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コメント

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3件のコメント

  1. 終わったらまた北海道へ行くのか?

  2. そりゃあそうでしょう。永久展示できるほどまだJR貨物に余裕ないし、他に使える路線ないし。はるばる僚機に牽引されて。EF510かEH500かはわからないけど。

  3. 相変わらず京都鉄博表記なんですね
    いつまで鉄道博物館の属館扱いなんですか?