新型20000系登場! 都心直通時代に向け相鉄の存在感アピール(写真25枚)

20000系は「伝統的な能面」を意識

 数々の新機能を導入した20000系ですが、最も注目すべきポイントは、その車体カラーとデザインです。コンセプトは「安心×安全×エレガント」。車体カラーは、2016年に登場した9000系リニューアル車に続き、深みのあるダークブルー「ヨコハマ・ネイビーブルー」を採用しています。相鉄の滝澤秀之社長が「単なる1色ではない、深みと奥行きのあるブルー」と胸を張るこの色は、港町・横浜が刻んできた歴史を表現しています。近年流行の低コストなラッピングではなく、塗装にこだわり、ラインなどの装飾を排した深みのある単色塗装など、インパクトの強いデザインに仕上がっています。

 そして、「横浜らしさのある顔」を目指し、従来の相鉄のイメージを一新した斬新な前面デザイン。優美な曲面ガラスを採用した前面窓の下に、大型の前部標識灯と格子状の意匠を施し、「人の顔」を思わせるデザインが大きな特徴です。滝澤社長によると、このデザインは「能面など日本の伝統的な面をイメージ」したもの。どこか、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」のDF200形ディーゼル機関車7000号機を思わせる高級感が漂います。

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歌舞伎役者か能面を思わせる前部標識灯。曲面ガラスが使われ、デジタル技術と匠の技が高次元で融合したデザインだ。
格子状の「口」もあり、これによって表情豊かな車両に仕上がった。
LEDには「そうにゃん」も表示可能。試運転だけでなく、回送時などにも出せるとか。ぜひ営業列車にも表示してほしい。

 これらのデザインは、相鉄が2013年から進めている「デザインブランドアッププロジェクト」の一環として登場しました。駅、制服、車両という、利用者に接する要素を統一されたコンセプトでコーディネートし、「相鉄」というブランドイメージをアップさせるというものです。

 横浜から神奈川県東部への路線網を持つ相鉄は、1990(平成2)年に大手私鉄の仲間入りを果たしましたが、沿線以外での知名度は、必ずしも高くありませんでした。小田急電鉄の「ロマンスカー」や近鉄「しまかぜ」のような、会社のシンボルとなる有料特急はなく、既存車両もその多くはシルバーを基調に、コーポレートカラーの青とオレンジのラインを配したシンプルなデザインです。飽きのこないデザインではありますが、これらの電車がJRや東急に乗り入れても、同じシルバーの電車が多いJR・東急の電車に埋もれてしまうかもしれません。相鉄の知名度は上がらず、「相鉄沿線」と聞いても、都心直通の電車が走る地域とは気付かれないことも考えられます。

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コメント

12件のコメント

  1. この優先席気になるなあ。
    もしも優れてるなら他者にも普及して欲しいところ。

    日本はこいうところが遅れてるからなあ。
    どっかの転換クロスシートばんざーい。
    な事業者だと最悪だからね。
    なんせ優先席なのに座れない。(物理的に)
    なんてひどい事例も。

    • 心ない子供の遊び道具にされたり、酔っぱらいなんかに壊され、修理維持不能になって撤去される未来しか見えないが。

  2. 記事にするの遅すぎ。それにもかかわらず、他のニュースに書いてあることしか書いてない。

    • これは相鉄の責任。本来なら去年12月デビューのはずだから。

    • 相鉄が公開したのが1/17。
      記事が公開されたのは1/28。
      この程度の記事で11日もかかっちゃうの?

  3. 東急目黒線乗り入れを吹聴するなら、開業までに6両編成に組み直す前提の8両編成を早急に出してほしい。それとも目黒線直通は嘘なのか?相互直通まで目黒線や都営三田線やメトロ南北線や埼玉高速鉄道が8両編成対応にしてくれる、と、何の根拠もなく本気で過信しているのか?(本当にそうなら、今から8両対応工事開始しないと間に合わないが、そんな話聞いたこともない)
    大体、本来なら、ダイヤの柔軟性確保と7000系代替を兼ねて8両編成投入が先だろう?
    ああ、そりゃあ、20000系がJRにも直通可能なら話は全く別だよ。でも、JRには乗り入れ不可なんだろう?
    だったら、東急の事も考えてやれよ!ちっとは!毎度毎度なにかんか

    • 毎度毎度、何考えてんだ相鉄は

  4. この電車、横須賀・総武線経由で東京駅に乗り入れてほしい。
    相鉄線で「東京経由」の行き先のインパクトは計り知れない。

  5. 南北線や目黒線が10両化するのか不明だが、東急と直通するならやっぱり転換クロスシートは入れても良いと思います。
    旅情でなく、居住性や中長距離移動を楽にする為だからな。
    優先席はこういう構造なら良いと思うが、車椅子スペースは小田急見たいに乗務員の近くに置くと良いかもしれない。
    その車椅子スペースのあるロングシート部分は転換クロスにすると更に良くなると思います。
    ロシアのモスクワ中央環状線も転換クロスだしな。

    • 目黒、南北、三田線に関しては、8両編成までならホームは先行工事済みのため、実現は可能。10両は多分考えていない。但し、6両の8両化だけでもATOなどのプログラム変更、車両基地などの配線変更、なにより増結車両の問題が大きすぎる。
      転換クロスシートは、申し訳ないが相鉄では維持不可能と断言する(車内トイレもねんじゅうこしょうちゆ)。

    • 誤字分の補足。
      車内トイレを期待しているなら、8000系や9000系のワンハンドルマスコン工事すら不可能な工場のレベルから考えると、まともな状態での維持は不可能。期待するだけ無駄です。

  6. 初運用列車は公表してほしくなかった。ファンを自称する無法者と、ごく普通の、鉄道にはあまり関心のない、善良な一般利用者との間で、全く無意味で無用なトラブルを誘発するだけのことだから。都営地下鉄10-000系引退を見習ってほしかった。