東急田園都市線「地下区間」 運行トラブル防止へ、点検作業こう変わる!(写真16枚)

東急電鉄が田園都市線の地下区間で相次いだ停電トラブルを受け、点検作業の見直しを行います。1日にわずか2時間程度しか行えないというその作業、具体的には、どのような検査体制に変わるのでしょうか。

「みる」に加えて「さわる」でチェック

 まず公開されたのは、ホームの下を通っている高圧配電ケーブルの点検作業です。ケーブルはむき出しになって敷設されているわけではなく、線状に伸びるコンクリート製の箱(トラフ)に収められています。

 トラフは長さ1m弱ごとに区切られた「ふた」で覆われており、これを取り外すと数本束ねられたケーブルが姿を現しました。作業員はケーブルを目で確認しながら手で触り、傷がないかを確認します。

Large 20180213 01
高圧配電ケーブルはホームの床下を通っている。中腰の作業は重労働だ(2018年2月7日、恵 知仁撮影)。

 ふた1個の重さは20kgで、作業員はこれをひとつずつ取り外してケーブルの状態を確認しなければなりません。また、ホームの下という狭い空間のなか、中腰の姿勢で目視と触手による点検を行うことになります。なかなかの重労働です。

 それだけではありません。ケーブルには交流6600Vの電気が流れています。作業員は絶縁ゴム手袋を装着してケーブルを触りますが、一歩間違えると感電事故につながります。細心の注意が必要な作業です。

Large 20180213 02 Large 20180213 03 Large 20180213 04
     
高圧配電ケーブルは絶縁ゴム手袋を装着した手で触ってチェック。従来はトラフを開けることなく目視で点検するだけだった。
ホームの下を高圧配電ケーブルが通っている。
点検を行う作業員の目は真剣そのものだ。

 以前はトラフの外側を目で見て点検するだけでしたが、新しい点検方法では、こうした触手による点検が追加されました。関係者は「(触手点検は)レベルが全然違います。細かな部分まで確認することができます」と話します。ひと晩で点検できる距離は200m程度とのことです。

この記事の画像をもっと見る(16枚)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス