『A列車で行こうExp.』を旅する 函館編:日本三大夜景も漁り火も再現!
『A列車で行こうExp.』は『A列車で行こう9』にはない建物があります。そのひとつが五稜郭。五稜郭と言えば函館です。そこで、日本三大夜景と道南いさりび鉄道の風景を作ってみました。
冬の北海道に旅立とう!
プレイステーション4(PS4)専用ソフト『A列車で行こうExp.(エクスプレス)』で、日本各地の風景を再現しましょう。今回の目的地は函館です。Windows版『A列車で行こう9』のプレイヤーなら、見たことがあるかもしれません。実は、筆者(杉山淳一:鉄道ライター)が執筆した「A列車で行こう9 Version4.0対応 公式マスターズガイド」の表紙が函館の夜景でした。カバーを外して広げると、ポスターなどでおなじみの函館の夜景が広がります。
実は、あのときに再現した函館のマップは、五稜郭や函館空港も再現しています。函館空港はゲームに登場する「国際空港」を使いました。しかし五稜郭はありません。そこで地形編集機能を使って五稜郭を再現しました。星形のお堀を再現する方法として、フェンスを使いました。アクセサリーの工事用フェンスを二重の星形に配置して、地形編集機能で高さを下げ、フェンスを除去して星形のお堀を作りました。しかし苦労して作った五稜郭も、夜景全体のなかでは目立たずガッカリしました。
『A列車で行こうExp.』には、新たな建物として五稜郭によく似た「星稜郭」が追加されました。これでもう、星形のお堀を作らなくていいんだな――そう思ったら、『A列車で行こうExp.』でも函館を作ってみたくなりました。それでも、フェンスを地形編集の定規代わりに使う方法は、『A列車で行こうExp.』でもいろいろ応用できて便利です。ぜひ皆さんも試してみてください。
『A列車で行こうExp.』には他にも、道南いさりび鉄道が運行するオリジナルカラーのキハ40形ディーゼルカーや、JR北海道新幹線のH5系電車が収録されています。道南いさりび鉄道の車窓から漁り火を眺めるにはどうしたらいいか、マップを作りながら工夫しました。
以前のA列車は経営要素が薄くて人口が増えて経営が安定するとすぐ飽きてしまったのだけど、最近のにはそういうのあるんだろうか