『A列車で行こうExp.』を旅する 函館編:日本三大夜景も漁り火も再現!

函館山も函館湾も、そして「漁り火」もマップに入れる

『A列車で行こう9』で作った函館マップは、当時開業予定で話題になっていた北海道新幹線の新函館北斗駅と、函館駅、函館空港を収めるため、地図上の20km×20kmの範囲を縮尺変更して、10km×10kmのマップに収めました。今回ははじめから10km×10kmの地図を作ります。再現範囲が狭くなるため、主題は「函館山からの夜景」「道南いさりび鉄道から眺める漁り火」とします。

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函館湾を中心に据えた10km×10kmのマップ。前回の阪急梅田マップと比較すると、北海道の広さを実感できる(国土地理院の地図を加工)。

 道南いさりび鉄道は、北海道新幹線・新青森~新函館北斗間の開業に伴いJR北海道から分離された江差線を運行する第三セクター鉄道です。起点は五稜郭駅ですが、すべての列車が函館駅に乗り入れます。会社名の「いさりび」は、函館湾で夜間・早朝に操業する漁船が灯す「漁り火」に由来します。

 北海道新幹線はトンネルが多い路線です。一方、道南いさりび鉄道は函館湾沿いを走っており、食事付きの観光列車「ながまれ海峡号」を運行しています。『A列車で行こうExp.』で収録されたキハ40形は「ながまれ海峡号」としても使われる「ながまれ号」の塗装です。

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完成したマップのサテライト画面。マップの半分が海になるため、都市開発に使える土地が少ない。海上には、漁り火を再現するため実際にはない小さな陸地を造成した。

 国土地理院の電子地図を使って、函館付近の10km×10kmの範囲を検討したところ、五稜郭と函館山をすべて含めると北海道新幹線が範囲外になってしまいました。そこで、函館山は北半分に留めて、函館の夜景を眺められる位置を残し、北西の隅に新幹線の線路をちょっとだけ通しました。「もし、北海道新幹線が函館駅に達していたら」という遊び方ができますね。

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コメント

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1件のコメント

  1. 以前のA列車は経営要素が薄くて人口が増えて経営が安定するとすぐ飽きてしまったのだけど、最近のにはそういうのあるんだろうか