金銀「GT-R」のヒミツ 制作者・井澤孝彦さんに聞くその技術、制作背景、反響

愛車はバラバラ?

——そもそも、井澤さんがカスタムペインターになろうと思ったきっかけはどんなことだったのでしょうか?

 アメリカのカスタムカーが好きで、高校生の頃から『ローライダーマガジン』などの雑誌をよく見ていました。そこで、カスタムペイントの神と言われる、マリオ・ゴメス氏の作品を見て強い衝撃を受けました。彼のカスタムカーからは、アメリカの歴史や文化がそのまま感じられます。「車のカスタムペイントでこんなことができるんだ!」という驚きですね。そこで自分の将来の仕事も決めました。カスタムペインターになろう。誰もやったことがない凄いカスタムカーを作ろうと。高校3年生の頃から近所にある板金塗装工場に通って作業を見せてもらったり、手伝わせてもらったりもしました。

——最後に、井澤さんの愛車は何ですか。

 1958(昭和33)年型のシボレー「インパラ」ですね。カスタムペイントの途中で、工場でバラバラになってますが(笑)

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銀色「GT-R」の前輪まわり(画像:Kuhl Japan)。

※ ※ ※

 世界の富豪から注文が殺到しているためか、愛車のカスタムペイントまで手が回っていないようですね。井澤さんが手掛けた数々の作品は、カスタムカーの域を超えて芸術の域に達する至高のオーラを放っています。デザイン、手法、素材など誰もやらない新しいカスタムペイントでこれからも世界中の車好きを驚かせ、魅了していくのでしょう。

【了】

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