「そうだ 京都、行こう。」2018年春は「勧修寺」! あの定番CM曲、今回は「天女の声」を(写真26枚)
今回のCM、あの定番BGMは「天女」をイメージ
JR東海 営業本部の本田さんは、CMを開始した当初は3829万人だった京都の観光客数は、2016年には5522万人に達したといいます。
「海外からの観光客も増加し、世界有数の観光地となった京都は、混んでいるのではないかと思われることは多いです。春や秋の季節は尚更です。ですが、紹介しきれていない場所はまだまだ多く、もっともっと訪れて欲しいと考えています」(JR東海 営業本部の本田さん)
なお、勧修寺が舞台の新CMは、2月24日(土)から首都圏と静岡地区で放映が開始されます。「私たちも未来からお礼を言われるような素敵な過去になりたいものです」とナレーションを行うのは、初回から引き続き俳優の長塚京三さん。BGMも初回から引き続き「My Favorite Things(私のお気に入り)」です。
BGMは年ごとに異なる編曲が行われていますが、今年、編曲を担当したのは音楽家のコトリンゴさん。コトリンゴさんは、2016年公開のアニメーション映画『この世界の片隅に』の全音楽を担当し、「第40回日本アカデミー賞優秀音楽賞」を受賞しています。
今回の編曲にあたって、コトリンゴさんは「いままでの方たちがすばらしい編曲をしてきたなか、自分はどのようにしようかと考えていたところ、担当の方から『基本に戻りたい。声とピアノの音があるくらいの感じで、(音楽に合わせて入れられる)声は天女みたいな感じがよいです』というお話をいただき、『天女はどう歌うのだろう』と考えながらつくりました」と話します。
そのほか発表会では、麒麟のふたりがコトリンゴさんに京都のおすすめデートコースを提案する場面も。田村さんは、「鴨川」「錦市場」「円山公園」「喫茶店ソワレ」「高台寺」を巡るコースを、川島さんは、着物で「石塀小路」「佐々木酒造」「随心院の写仏」を経て「勧修寺」へ向かうコースを提案。コトリンゴさんは「仏像を模写したことはなく、興味があります」と、川島さんのコースを選択していました。
終盤には麒麟のふたりとコトリンゴさんが、今回のキャンペーンに際しつくられた「桜と抹茶のタルト」(税込800円)を試食。代官山の蔦屋(つたや)書店内のカフェ「Anjin」で提供されており、「桜ラテ」(税込950円)や、タルトとラテがセットになった「春の京都セット」(税込1500円)も、3月31日(土)までの期間限定で同時販売されます。
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