「木育」コンセプトの遊戯施設「京王あそびの森 ハグハグ」オープン …木育って?(写真75枚)

京王線 多摩動物公園駅前に全天候型遊戯施設「京王あそびの森 HUGHUG〈ハグハグ〉」がオープン。コンセプトは「体育、知育、木育」といいますが、「木育」とはなんなのでしょうか。

施設内は多摩の木材をふんだんに

「木育(もくいく)」をうたう子ども向け遊戯施設がオープンします。

 京王線多摩動物公園駅(東京都日野市)前に2018年3月13日(火)オープンする「京王あそびの森 HUGHUG〈ハグハグ〉」は、地上2階建て、敷地面積約3000平方メートルという国内有数の規模を誇る屋内遊戯施設です。0歳から12歳までの子どもとその保護者を対象層としており、森の妖精「ハグー」はじめ、多摩の森にすむ動物などをモチーフとした妖精全10種の施設キャラクターが、子どもたちの来館を待っています。

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「京王あそびの森 HUGHUG〈ハグハグ〉」のネット遊具「ハグハグのき」(2018年3月7日、高橋亜矢子撮影)。

 コンセプトは「体育」「知育」「木育」の3つ。このうち「木育」とは、木のおもちゃや遊具に触れ合うことで、木材や環境への理解を深めるものといいます。企画開発を担当した京王電鉄開発事業本部の大竹さんは「子どもがたっぷり遊べる一方で、大人がゆったりと過ごせる施設を目指しました」と話します。

 施設内にはコンセプトどおり、体を動かし頭を使う、木製あるいは木をモチーフとした遊具が並びます。

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「木育」のコンセプトに沿った遊具やおもちゃが並ぶ。
「ハグー」は好奇心旺盛で遊ぶこと、食べることが大好き。

 なかでも存在感を放っているのが、高さ約12m、幅約15mと、1階から2階までフロアを貫き設置されている大木に見立てた遊具「ハグハグのき」です。樹上にあたる4階層に張られたネットにはバランスボールなどがちりばめられ、「国内最大級のネット遊具」(京王電鉄)とのことです。

 ほか、多摩産の木材で作られたすべり台などの大型複合遊具、幼児向けおよび乳児向けスペースには年齢層に合わせた木のボールプールや積み木、ジャングルジムが置かれるなど、いたるところにそのコンセプトがうかがえます。

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