地上から天空へ 熊本駅「全面高架化」の切替作業に密着(写真59枚)

線路を高架化して踏切をなくし、道路の混雑を緩和する「連続立体交差事業」(連立事業)が各地で行われています。鹿児島本線と豊肥本線が乗り入れている熊本駅でも、連立事業による高架化が完成。線路を高架に切り替える工事の様子を密着取材しました。

レールの位置を調整する「エイサッ!」

 豊肥本線の切替地点では、レールをつなぎ直す作業がすでに完了。レールと枕木の下に敷かれた砂利(バラスト)の突き固め作業やレールの位置の調整作業などが行われていました。

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「エイサッ!」の掛け声に合わせてレールの位置を調整(2018年3月17日、草町義和撮影)。

 JR九州の関係者によると、豊肥本線の切替地点は長さが約100m。この部分の線路を西側へ最大約3mずらし、現在は熊本駅の地上ホームにつながっている線路を高架橋の線路につなぎ直します。切替工事に携わっている作業員は全体で400人。このうち150人が鹿児島本線の切替工事を担当し、40人が豊肥本線の切り替えに従事しているといいます。

 レール位置の調整は、5~6人の作業員がレールの脇で一列に並び、棒をレールに当てるように突き立ててから作業を開始。「エイサッ、エイサッ、エイサッ、エイサッ」という掛け声にあわせて棒を動かし、レールの位置を調整していきました。

 また、定規のような計測器具をレールの上に置き、2本のレール幅(軌間)や勾配の角度などをチェック。ほんの数ミリでもずれれば、脱線や転覆などの大事故につながる可能性があるため、作業員の目は真剣そのものです。ずれがある場合は微調整を行います。

 関係者は「カーブがある部分での切り替えは、直線より難しい」と、話を続けます。今回の切替地点の場合、鹿児島本線は直線ですが、豊肥本線は工事が難しい緩いカーブを含んでいます。深夜の列車を一部運休して作業時間を拡大したのも、カーブを含む切替になったことなどがあるようです。

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土木機械を使った線路の切替作業(2018年3月17日、草町義和撮影)。
計測器具を使って微調整を行う(2018年3月17日、草町義和撮影)。
線路だけでなく架線の切替も行われていた(2018年3月17日、草町義和撮影)。

 切替地点の奥の方では、数人の作業員が架線を支える柱に取り付いていました。電化された路線では、線路の切替だけでなく架線の切替も必要です。高所での危険が作業が続いています。これに加えて信号関係の切替作業も行い、高架化の切替工事が完了することになります。

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コメント

2件のコメント

  1. そんなのって、20年以上前から岐阜駅でしてるし、他の駅ではもっと前からしてるだろう。

    そんなありがたがる記事か?

  2. 別に有難い物でもないだろ。

    熊本駅より大分駅や金沢駅、前橋駅の方が高架化早かったし、東北以外の地方都市の駅なら高速化は普通だと思う。

    最も仙台駅が高架化していないのは問題あるがな。

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