「ムサコ」ってどこ? 武蔵小金井、武蔵小杉、武蔵小山… 地元ではどう呼ばれるのか

武蔵小杉と武蔵小山は?

「地元の人も『ムサコ』と呼びますね。『ムサコフェスタ』『ムサコたけのこ祭り』といったお祭りも開かれています」と話すのは、武蔵小山駅周辺の商店街が所属する武蔵小山商店街振興会の担当者です。

 品川区の広報担当も、「確かに武蔵小山駅周辺では『ムサコ』の呼び名が聞かれます。ただ、同じ東急沿線の武蔵小杉もそう呼ばれることがありますので、外部の方がどちらを『ムサコ』と認識しているかはわかりません」と話します。

 では、武蔵小杉ではどうでしょうか。川崎市中原区のまちづくり推進部によると、「地元ではもっぱら『コスギ』ですね。確かに外部の方は『ムサコ』と呼ぶこともありますが、地元では浸透していません」とのこと。

 中原区の担当者によると、川崎市が2005(平成17)年に、有識者を交えた話し合いのもとで武蔵小杉駅周辺地区の愛称を「MUSACO(ムサコ)」と決定したものの、それが地元に根付いていないといいます。これについては決定した当時から「武蔵小山や武蔵工大(当時)とまぎらわしい」といった声があったそうです。なお、「むさこう」と略された武蔵工業大学は現在の東京都市大学で、東急沿線に4つのキャンパスがあります。

【了】

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コメント

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4件のコメント

  1. どうでもいい話だけど、各々「武蔵」をとっても実在の駅になるな。
    小金井、小杉、小山・・・栃木2の富山1か。

  2. これ武蔵小杉の混雑をまとめたアフィブログの記事見てかいたでしょ

  3. そこまで旧国名から律儀に呼ぶのも関東ならではかも。

  4. タモリ倶楽部でやってましたが、心底どうでもいい。
    結局、ムサコといえば武蔵小杉という事になりました。