CDはまだ必要? カーオーディオ、最近の傾向は 光学ドライブなしモデルは今後増えるのか
「CD非対応」売れてる? 日本と欧米で異なる傾向も
――光学ドライブのないモデルは売れているのでしょうか?
販売数量自体は増えているものの、商品ラインアップの10台に1度くらいと、まだまだ少数派ではあります。様々なメディアや聴き方に対応することが主流であるなかで、そのような機種はニッチともいえますが、ニーズはあるのでしょう。相対的に見れば、CDを買って聴くという人と、音楽をデータで購入しスマートフォンなどを介して聴くという人で、2極化していると思います。
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カーオーディオのメーカーは、どのように考えているのでしょうか。現在、光学ドライブのない1DINタイプのモデルを3機種発売しているJVCケンウッド(横浜市神奈川区)に話をききました。
――光学ドライブのないモデルをなぜ発売したのでしょうか?
光学ドライブ付きのモデルが中心のなか、ユーザーの選択肢を広げる目的でラインアップしています。光学ドライブ付きモデルと比べると1000円から2000円安いですが、まだまだマイナーな存在です。売り上げも当初からそれほど多く見積もってはおらず、現時点では見込み通りという感じです。
――今後はそのような機種を増やすのでしょうか?
いえ、CDの需要はまだあると考えています。当社はカーオーディオだけではなく家庭用のミニコンポなども製造していますが、それでもやはりCDが中心です。カーオーディオでも日々の音楽の聴き方が反映されるでしょう。
ただ、欧米向けのカーオーディオでは、光学ドライブのないモデルが日本よりも増えます。というのは、欧米では(様々な楽曲を定額で聴き放題の)ストリーミングサービスが普及しているためです。車内でも、スマートフォンと連携してストリーミングで聴くという人が増えています。
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オートバックスセブン、JVCケンウッドとも、日本におけるCDの流通事情から考えれば、カーオーディオの光学ドライブは当分なくならないと予測します。「たとえばアメリカなどでは、アーティストがCDを発売しないで配信のみを行うケースもありますが、日本ではまだ、CDがベースにあるでしょう」(オートバックスセブン)とのこと。
また、オートバックスセブンは別の理由として、運転する人の年齢が全体的に上がっていることも指摘します。「ひと昔前はカセットデッキをお求めになる方も多かったので、それと同じように、今後もCDの需要は続くのではないでしょうか」と話します。
【了】
光学ドライブと地デジはいらないから安くして欲しい。
地デジチューナーを無くすと、かなり安くなりそう。
ファミリー層だとDVD需要があると思うが、全く触れられなかったな
カーオーディオだからね。カーAVでなく。
レンタカーだとなかなかどういう装備かわからない場合が多くて。。。