きっぷ購入「LINE」活用でスムーズに QRコードかざして発券 JR九州が初導入
JR九州が、「LINE」を活用して割引きっぷを購入できるサービスを導入。券売機にQRコードをかざすことで、スムーズに発券できます。
QRコードを指定席券売機にかざして購入
JR九州は2018年4月27日(金)、利用者の利便性向上を目的に、「LINE」を活用して割引きっぷを購入できるサービスを導入しました。
利用者はまず、LINEのアプリでJR九州のLINE公式アカウントを「友だち登録」します。次に、メニューの「QRコード」から、購入したい割引きっぷを選択。するとLINEの画面にQRコードが表示されます。これを駅の指定席券売機に備わっている読み取り部にかざすと、目的のきっぷを購入できます。
対象の割引きっぷは「九州新幹線2枚きっぷ」で、区間は福岡市内~熊本(7460円)と、福岡市内~鹿児島中央(1万8900円)の2種類です。JR九州の博多駅、香椎駅、熊本駅、水前寺駅、鹿児島中央駅に設置された指定席券売機が対応します。支払いは現金かクレジットカードです。
JR九州によると、LINEの活用による券売機の操作性向上や発券は「鉄道会社としては初の事例」とのこと。「友だち登録がまだの方は、ぜひご登録をお願いいたします」としています。
【了】
これって券売機の操作をスマホに置き換えただけでは?
(簡単にしたいなら券売機に「おすすめきっぷ」とかいう枠を作ればいいだけ)
自動改札機を改造して決済から乗車までスマホでいけるというのならまだわかりますが。
むしろ1件当たりの券売機での操作時間を減らすことで券売機の台数を集約したいだけに思えます。
「おすすめきっぷ」のボタンからそのほしいきっぷまでに時間がかかるのでは?
スマホに置き換えることで券売機で購入する時間も減って便利になるのは間違いないです。
台数を集約できるならできたでそれもいいのではないですか?
「スマホでLINEを立ち上げる」→「QRコード」→「きっぷを選択」→「券売機へ移動」→「QRボタンをタッチ」→「画面をかざす」→「決済」→「発券」ではかえって利用者の手間が増えているとしか思えないのです。それに、今後取り扱うきっぷの種類が増えたらそれこそ煩雑化してネット予約サービスと操作は変わらなくなるでしょうし、それならLINEで友だち登録までしてやることでもないでしょう。
「券売機での操作が一切不要でそのまま自動改札へゴー!」や「ネット予約よりさらにお得!」などと誘い文句もなく開始するのがなにか不思議です。
後ろのひとにイライラされながら券売機で操作をするくらいなら、地下鉄に乗っている間に自分のスマホで手続きしたほうがいいと思う人は少なくないと思います。
ただ、海外鉄道のように、QRコードでそのまま列車に乗れる方がいいなとは思います。沖縄都市モノレールはQRコード乗車券(評判悪いけど)を使っているわけだし、改札機の改修で対応できるように思うのですが。
こういうサービスが始まったのもスマホやLINEがごく当たり前になったということ。まだ2種類だけではあるが、斬新なサービスには驚かされるばかり。もしLINEが廃れたとしてもQRコードはなくならないだろうからずっと続くサービスであるような気がする。
QR乗車券なら特急の座席指定の管理がしやすいから非常に便利だと思うね。
割引切符も入れやすいし車内の入口にタッチすれば席管理も楽だしな。