NEXCO西の子会社、米でなにしてる? 社長に聞く、技術1本でのし上がったお話

アメリカでのし上がるために

 NEXCO-West USA発足後、なかなか受注が得られないなか、同社は実績作りのためにセブンマイルブリッジ(フロリダ州)などアメリカの有名な観光地で、当時アメリカでは一般的ではなかった赤外線による独自の技術で無償の点検デモンストレーションを実施したそうです。これにより、徐々にその技術のすごさがアメリカでも認められていきました。

 ところで、アメリカの公共事業を日本の会社が受注することは、どれくらい珍しいことなのでしょうか。

「これまでの日本企業の技術による海外進出の成功事例といえば、自動車やエレクトロニクスなど、消費者向けの製品を輸出するケースが多かったのではないかと思います。当社が扱っているインフラの技術は、条件が異なる現場に合わせてカスタマイズし、技術を駆使して現場でサービスが提供できなければ売り上げを計上することができないという特徴があり、これまでの日本企業の海外における成功パターンが通用しない分野ではないかと感じております」(松本社長)

 やがて橋梁だけではなく、ビルの外壁や巨大ダムの点検も受注に成功。アメリカで公共事業に関する技術サービスを提供する場合に必須となるP.E.(Professional Engineer)の資格も松本社長自ら取得し、インフラ点検に関する技術サービス業務の元請受注(州政府などの発注機関と直接契約する受注形態)ができるまでになりました。

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コメント

2件のコメント

  1. 写真と写真の説明がずれています

    • ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。