陸自の「空飛ぶ卵」、OH-6Dヘリはかわいい 退役間近、どんなヘリ?

陸自のさまざまな乗りもののなかでも、かわいさに関しては指折りとの声も高いOH-6D連絡観測ヘリコプターですが、2018年5月現在、退役に向けその数を減らしつつあります。そもそもどのようなヘリコプターなのでしょうか。

さまざまなシーンで活躍も、退役へのカウントダウン始まる

 OH-6Dは戦闘機のような複雑な操縦系統を持っていません。操縦桿やペダルは、機械式のロッドによって人力で操作できる機構になっており、機敏に動かすことができると言われます。そのため、TH-480Bという練習機が登場するまでは、陸上自衛隊での回転翼練習機として運用されていたほどです。

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訓練を終えて駐機場へ向かうOH-6D(矢作真弓撮影)。

 ちなみに、海上自衛隊でもTH-135という練習機が登場するまではOH-6DとOH-6DAという機体が練習機として運用されていました。鹿児島県にある海上自衛隊鹿屋基地では将来のヘリコプターパイロットの養成が行われているのですが、飛行時間の少ない操縦学生たちは、敏感な操縦性能を持つOH-6Dを空中で静止した状態にするホバリングをさせるために、非常に苦労していたといいます。ホバリングが安定せず、フラフラしているOH-6Dの動きは、教官たちの間で「鹿屋ダンス」と言われていたそうです。

 陸上自衛隊のヘリコプター部隊に配備されているOH-6Dですが、おもな任務は人や小さな物の空輸です。ほかにも、戦闘地域では、敵の活動を観測して味方部隊に情報提供する役目も持っています。対戦車ヘリコプター隊でも運用されていて、我が国に侵入してきた敵戦車を探し出して、AH-1S対戦車ヘリコプターと共に敵戦車の攻撃に向かいます。といってもOH-6Dが直接攻撃を加えることはなく、AH-1Sに敵戦車の位置などの情報を提供して、AH-1Sが攻撃した後の効果を確認します。その後は、新たな目標を発見するなどの観測任務を担っています。ほかにも、特科部隊が射撃をするとき、前進観測員(FO)という役職の特科隊員を乗せて、目標地域上空から砲弾の誘導を行うといった役割も担います。

 このように、陸上自衛隊の活動のさまざまな場面で大活躍するOH-6Dですが、そろそろ退役の時が近づいてきています。

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コメント

2件のコメント

  1. 卵というよりオタマジャクシって感じ

  2. 自宅近くの河川(中州)でUH-1Jが約20年前からタッチアンドゴーをやってます。

    ソコの監視や指導的な役割なのか時折飛んできてますね。

    ただ未だに住民への説明も一切なく爆音を垂れ流してる自衛隊には頭が来ます。

    日が暮れても演習してる場合もありますからね。

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