ヘリも消防艇も登場! 過去最大規模「東京国際消防防災展2018」が開催中(写真59枚)
ベンツはしご車、三輪消防車も展示!
消防車乗車体験の会場では、ビルにすると10階ほどの高さのはしご付消防自動車ヘの試乗が行われていました。乗車時にはヘルメットやベルトを装着。はしごはスルスルと伸び、1分程度で最も高い部分に到達します。
乗車体験は、各日とも11時40分から12時40分まで、13時40分から14時40分まで、15時40分から16時40分まで(3日はなし)の計3回実施。ただし体験人数には限りがあります。
また屋内でも、各ブースで、火災や救急、災害、避難などにまつわる機器や乗りものなどの展示が多岐にわたり行われています。
たとえば、空気中の酸素を除去し窒素濃度を高めることで、水がなくても消火活動ができるモリタ(兵庫県三田市)の白い消防車。このクルマは、地中の送電線や美術館など、火災時に水にぬれない方が良い現場などでの消火活動を想定しているとのこと。
東京消防庁の特殊救急車「スーパーアンビュランス」も展示されていました。これは、傷病者が多数発生したときなどに使用する車両で、車内にはベッドが8台設置されています。車内空間が車両の左右に拡張でき、収納もボタン操作で可能といいます。
そのほか、厚木基地から来たアメリカ製の消防自動車や、1966(昭和41)年に造られたベンツ製のはしご付き消防自動車なども展示。さらに、消防自動車を収集している鈴木靖幸さんの、1957(昭和32)年製の三輪消防自動車や、絵本『しょうぼうじどうしゃじぷた』に出てくる「じぷた」を鈴木さんが再現したという車両も展示されています。
【了】
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