東京メトロが「キッザニア」に変身! 北綾瀬支線の05系も使用 「本物を使うのが良い」(写真36枚)

千代田線・北綾瀬支線で使っている本物の05系電車で

 初日の6月2日(土)、子どもたちは本物の電車や線路(訓練線)がある東京メトロの総合研修センター(東京都江東区)で、レール取り付けボルトをたたき、ゆるんでいないかを確認する打音検査、実際に千代田線の北綾瀬支線で使われている本物の05系電車の乗降用ドアや運転室の点検、乗務員養成に使っているシミュレータで、運転士・車掌業務の体験などをしました。

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16000系電車のシミュレータ外観。
運転シミュレータ。走行状況に合わせて揺れる。
車掌シミュレータ。床の映像も変化する。

「東京メトロは『キッザニア東京』に出展していますが、子どもたちにとって、本物に触れ、実際に社員と同じことをするのは“違う質の体験”になるのではと考えました」(東京メトロ 広報部社会活動推進担当 佐藤誠一郎さん)

 東京メトロでは、それぞれが「安心=安全+サービス」という決意を持って働いていること、地下鉄は運輸部門と技術部門の協働によって運行されていることを子どもたちに伝えたいといいます。

 子どもたちは翌6月3日(日)、実際の駅や上野検車区(車両基地)を見学し、車内広告の絵コンテを制作。この絵コンテを元にプロのデザイナーが仕上げ、2018年夏、有楽町線で掲出する予定だそうです。

【了】

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Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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