飛行機の「双胴機」なぜそのカタチ? P-38「ライトニング」ほか、それぞれのワケ(写真10枚)

飛行機の「双胴機」といえば、懐かしのシューティングゲームの主役機を連想する人もいることでしょう。実在する戦闘機がモデルですが、実際のところどういった理由であのようなカタチの飛行機が生まれたのでしょうか。

速度を追い求めた「双胴の悪魔」、P-38「ライトニング」

 第二次世界大戦前夜、アメリカ陸軍は、高高度を飛行する爆撃機の護衛や迎撃を行う、排気タービン過給器を備えた戦闘機の開発を各航空メーカーへ命じ、ロッキード社のケリー・ジョンソンが開発していたP-38が採用されます。

 開発にあたりアメリカ軍が要求したのは、ドイツ軍や日本軍の戦闘機に対抗するための、最高速度640km/hの実現でした。この速度を出すために、エンジンは双発となりました。

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写真のP-38「ライトニング」は、WW2中にグリーンランド東部へ不時着、1992年に268フィート(約82m)の氷を掘り返し回収された機体(画像:アメリカ空軍)。

 双発のプロペラ機は主翼にエンジンを納めるナセル(流線形の保護カバー)が必要で、排気タービン過給器付きのエンジンを装着すると、そのぶんナセルが大きくなり空気抵抗も大きくなります。そのため、ナセルを延長して尾翼をつなげた方が抵抗も少なくなるとして、機体は双胴を採用します。

 かくして完成したP-38は、軍が要求した速度を上回る675km/hを記録し、ヨーロッパ戦線や太平洋戦線に配備されます。太平洋戦線では旧日本軍の「ゼロ戦」や「隼」と死闘を繰り広げ、山本五十六連合艦隊司令長官が搭乗していた一式陸攻を撃墜したことでも知られています。また、『星の王子様』の作者であるサン・テグジュペリが乗り、撃墜された機体でもありました。

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コメント

2件のコメント

  1. P-38はエンジンの熱がコクピットに伝わってこないので、高空で寒くそれが不評だったとか。

    P-61は重武装に黒づくめと悪そうに見えるのが好きw

  2. P38やP61がじゃぷどもをばたばたころしてくれたおかげで今の平和があります。

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