ベンツで激減、ボンネットの「立ったエンブレム」 ジャガーのアレも消えたワケ

クルマのボンネットから直立するエンブレムやマスコットは、高級車の象徴ともいえるかもしれませんが、近年これらが激減しています。ジャガー車ではボンネットからマスコットが消滅しています。背景には何があるのでしょうか。

いまも残る立体エンブレムやマスコット 規制にどう対応?

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「法規に合わせてボンネットの『リーピング・キャット』は廃され、車体後部に埋め込まれる形で配置されています。歩行者保護の観点からは致し方ないことでしょう」と話します。

 一方、メルセデス・ベンツではいまも、ボンネットにエンブレムが立っている車種があります。

「Sクラスと『マイバッハ』のほか、EクラスやCクラスの限定モデルなどにも残っています。これら車種は、『エレガンス』と呼ばれる伝統的な形状のフロントデザインを採用しているもので、もともとはこちらが基本でした。現在ではほとんどの車種でフロントグリルの中央にエンブレムを配した(スポーティな)『アヴァンギャルド』を採用していますが、『エレガンス』は昔からの形で、いまもご要望があります」(メルセデス・ベンツ日本)

 ベンツ車の立体エンブレムは、押せばボンネット側に倒れるようになっています。「道路運送車両の保安基準」では特別規定として、このような立体装飾が格納またはたわんだ状態で突出量が10mm以下であればよいことになっています。

Large 20181027 01
ロールス・ロイスのマスコット「スピリット・オブ・エンジェル」(画像:Rolls Royce)。

 ちなみに、ロールス・ロイスではいまも多くの車種でボンネット上に立体的な「スピリット・オブ・エクスタシー」のマスコットが取り付けられています。こちらは格納式を採用。ボンネットの内側に隠れるようになっています。

【了】

この記事の画像をもっと見る(7枚)

最新記事

コメント

8件のコメント

  1. スーパーカーブームの再来が更に絶望的になったのかも

  2. Eクラスのアバンギャルドには無かったけど他のE450のAWDやSクラスには付いてたかな?

  3. たしかこの辺りの規制が厳しくなってリトラクタブルライトも姿を消したはず。

    正直、デザインはつまらなくなった。

  4. スピリット・オブ・エンジェルって何ですか?

    スピリット・オブ・エクシタシーなら知ってますが。

    • スピリット・オブ・エクシタシーって何ですか?

      spirit of ecstasy

    • スピリット・オブ・エクシタシーが正解です。あるいはフライング・レディー。

      スピリット・オブ・エンジェルって私も初めて聞きました。

  5. 突起物は禁止になったとして、四駆車両が良く装着するカンガルーバンパーはなぜ装着可能なのでしょうか?

    歩行者保護の観点からすれば、カンガルーバンパーなどは、とんでもない存在だと思いますが。

  6. 私のスピリット・オブ・エクスタシーは常にビンビンに立っています。突出量が15cmは優にあるので極めて危険ですが女性には人気があります。

記事ランキング

  1. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  2. 片山さつき大臣「実態調査はじめます」 街のクルマ屋の「保険代理店打ち切り」問題に新局面 ビッグモーター事件の余波に再び切り込む!
  3. 「海自最大の護衛艦」と「世界最大級の軍艦」が洋上で並んだ! 圧巻の編隊航行を上空から捉えたショットが公開
  4. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  5. 海自の潜水艦が発射した魚雷が「揚陸艦へ突進」 雷跡を上空から捉えた珍しい写真が公開される
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  5. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず