成田空港~東京都心の高速バス5種、徹底比較 格安「LCCバス」と「リムジンバス」どう選ぶ
成田空港のLCC就航を機に運行を開始した、東京都心と空港を結ぶ「LCCバス」。いまや複数の路線がありますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。対して旧来からの「リムジンバス」にも、発着エリアの幅広さといった強みがあります。
6年で4路線に拡大したLCCバス
成田空港と東京都心を結ぶ高速バス輸送は従来、東京空港交通による「リムジンバス」が担ってきましたが、2012(平成24)年、成田空港へのLCC就航を機に「LCCバス」と呼ばれる低価格路線が登場しました。その先駆けである「東京シャトル」は、2018年4月に累計利用者数600万人を突破しているなど、いまや一定の知名度と利用者を獲得しています。
この「東京シャトル」をはじめ、「LCCバス」とされる低価格路線は、ほかに「THEアクセス成田」「有楽町シャトル」「成田シャトル」の3路線があります。これら「LCCバス」はそれぞれどのような特徴があり、また従来の「リムジンバス」なども含め、どのように使い分ければよいのでしょうか(情報はすべて2018年7月9日現在)。
東京シャトル
・おもな発着場所:東京駅八重洲口・京成バス3番のりば(一部の便は東雲車庫、大江戸温泉物語発着)
・運賃:当日現金払いで1000円(深夜早朝便は2000円)、早割(2日前までの予約・決済)で900円
・所要時間:約70分
・便数:上下合わせ113便
運行会社:京成バス、成田空港交通、京成バスシステム
※運賃は大人運賃。以下同。
2012年7月に運行開始。現在は乗車の1時間前まで予約が可能で、日中は20分間隔で運行。早割で900円となるほか、回数券(50枚つづり4万2800円)で1乗車あたり856円で利用できるのは、「LCCバス」のなかで最安値です。一部車両には無料wi-fiや座席ごとの電源コンセントもあります。ただしトイレは基本的についていません(トイレ付車両で運行される場合もある)。
夜間・早朝を中心に、一部の便はお台場の温泉施設「大江戸温泉物語」(東京都江東区)を経由します。同施設の入館料と運賃がセットになったプランなど、深夜・早朝発着の航空便を利用するのに便利な割引乗車券も販売されています。
THEアクセス成田
・おもな発着場所:東京駅八重洲南口・JR高速バス7番のりば(一部の便は銀座駅、東雲イオン前発着)
・運賃:当日現金払いで1000円(早朝深夜便は2000円)
・所要時間:約80分
・便数:上下合わせ142便
・運行会社:ビィー・トランセ(平和交通、あすか交通)、ジェイアールバス関東
2012年8月に運行を開始し、現在は日中15分間隔です。ジェイアールバス関東が共同運行に加わったことで、東京駅八重洲南口を出てすぐのJR高速バス乗り場に乗り入れるようになりました。クレジットカード決済による事前予約(ひとつの便につきおおむね15席ぶん程度。座席位置の指定は不可)もできますが、「予約なしでそのまま乗車できる」ことをウリのひとつとしています。
車内には無料wi-fi、トイレが備わります(まれにトイレなしの便もある)。また夜間に銀座駅・東京駅を出発する一部の便は、空港ターミナルではなく成田空港近隣の各ホテルを結んでいます。
地方自治体にも拡大すればいい、もっと色んな事が可能になり利便性が大となると、思います。今後は、バス?必要性がになります。
深夜早朝が倍の運賃になる輸送機関は無いと思うけど
日中よりも時間が早く燃費も良くなり高速料金も安くなる
輸送コストは人件費以上は高くならない、せいぜい1.5倍が良い所だろう
この価格設定の理由、国交省の認可基準がわからないね
ウィラーの成田シャトル専用車、あんまり乗り心地良くないな。
頭覆いの付いている兼用車の方が断然快適。
有楽町シャトルのアストロメガはなかなか快適。通路左側がオススメ。
電車よりバスの方が安いとは。。。しかも予約が出来るから座れないと言う心配もないのがいい。
関空とかセントレアでもやってほしいなぁ。。。
了様ありがとうございます。自分も首都圏地元福岡に帰り際にLCCを利用する為、リムジンバスを利用しております。特にエアポートシャトル東京成田は、これまでにないぐらいの安さであります。だだ、新型コロナウイルスの影響で当面の間(実質当面以降、正式決定の予定)の大減便や予約制の中止で少なからず影響が出ております。了様も海外や国内LCCを利用の際にお世話になるかと思われますが、早く元のダイヤに戻る事を期待しております(しかしながら、了様もご存知の通り、当面以降を正式決定すると思われます)。