JR武蔵小杉駅に横須賀線ホーム増設、新規改札口も設置 混雑緩和策を推進

JR武蔵小杉駅の混雑緩和を図るため、川崎市とJR東日本横浜支社が、横須賀線ホームの増設や新規改札口の整備を進めます。

下り専用ホームを新設

 川崎市とJR東日本横浜支社は2018年7月17日(火)、JR武蔵小杉駅の混雑緩和を図るための抜本的な対策として、横須賀線下りホームを新設し、さらに新規改札口を設置すると発表しました。

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朝ラッシュ時に入場待ちの列ができるJR武蔵小杉駅の新南改札(横須賀線口)(2018年2月、乗りものニュース編集部撮影)。

 横須賀線は現在、ひとつのホームの両側に上下線の電車がそれぞれ発着していますが(1面2線)、従来のホームを上り専用とし、下り線路側に下り専用ホームを新設します(2面2線)。下りホームを新設する「2面2線化」の事業費は、基本的にJR東日本が負担します。使用開始は2023年度の予定です。

 また、横須賀線と南武線の連絡通路付近に新規改札口を設置する計画もあります。駅の構内や周辺の歩行者分散化と、南武線北側からのアクセス性向上を目的に開設。事業費は基本的に川崎市の負担とし、横須賀線下りホーム新設後に使用を開始する計画です。

 JR武蔵小杉駅の1日平均乗車人員は、2006(平成18)年度に7万2846人でしたが、横須賀線ホームが開設された翌年度の2011(平成23)年度は10万3624人に、2017年度には12万9637人に増加。混雑緩和策として、2018年4月に、新南改札への入場専用臨時改札設置や、南武線下りホームの一部拡幅工事などが実施されています。

【了】

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コメント

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6件のコメント

  1. 下りホームの新設と同時に島式2面4線化するべきだと思います。
    ここと西大井駅で待避出来れば定時制向上に繋げられるが、どうでしょうか?
    武蔵小杉駅は博多駅と共に利用者が急増している駅で博多駅より規模が小さいから改良が必要だと思います。
    待避線や折り返し線があっても良いかと思いますね。

    • そういう事は、JR東日本に直接言ってください。

    • 妄想はご自分のSNSでどうぞ。

    • ならばその建設費をあなたが全額負担してくださいね。

    • 何をムキになっているのかわからない。

  2. 武蔵小杉駅の横須賀線ホームの西側には東海道新幹線、東側にはNEC玉川の敷地があるため、増築は構造上困難です。この計画も苦肉の策と言った感じですね。