鉄道の文字を楽しむ「もじ鉄」イベント開催! 市長から「アート列車」の提案も
4人のトークイベントは20分もオーバー
その後のトークイベントには、石川さん、小松さん、木幡市長、久野さんが参加。石川さんは「もじ鉄の世界は奥が深い。この(駅名標の)“期間限定感”を満喫してほしいです」と熱く話し、小松さんは自身がデザインした飯坂線の1000系電車について「ヘッドマークを楕円にしたり、沿線の桜などをイメージして帯をピンク色や茶色にしたり……。鉄道好きでなくても親しみやすいデザインなので女性にも乗りにきてほしい」と思いを語りました。
久野さんは「(1000系は)東急線で活躍して、さらに全国で水間鉄道や秩父鉄道、北陸鉄道、弘南鉄道などで兄弟車両に会えるので、関東に住む方もどこか懐かしい思いになれます。終着の飯坂温泉駅で日帰り入浴も楽しいので、東日本大震災後の福島がいかに元気かを知るためにも、皆さんに来ていただきたいです。ちなみに、車内の自動アナウンスも独自の広告がいい味出しているんですよ」と飯坂線の車両や沿線などをアピール。
木幡市長からは「(自身がかつて)井原鉄道を盛り立てた経験からも、もじ鉄デザインを波及させて、沿線の方からイラストを募集して車内広告スペースに掲げるなどしても盛り上がるはず。アート列車を走らせては」という提案も飛び出すなどトークは盛り上がり、予定より20分もオーバーして幕を閉じました。
【了】
秩父鉄道では、元東急の7000系は、残念ながら引退しています。