東京メトロと東大が中学生に「鉄道」の授業 教えられた内容とは?(写真11枚)

東京メトロと東京大学生産技術研究所が「鉄道ワークショップ2018」を開催。事前募集で選ばれた中学生25人が参加し、電車が走るしくみを学びました。

銀座線01系電車と試験線のポイントも見学

 実験終了後、東京大学の講師である川越至桜さんによる講義が行われました。川越さんは、鉄道車輪が走るしくみは車輪の形がカギで、車輪の運動により車両が走行していることを説明。機械工学や電気工学など、さまざまな学術分野により車両工学が支えられていることや、鉄道車両の設計や製造、メンテナンスなど鉄道車両をとりまく現場を紹介しました。

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「鉄道ワークショップ2018」の様子(2018年7月26日、伊藤真悟撮影)。
角度の異なる円錐車輪と円柱車輪を用いた実験機材(2018年7月26日、伊藤真悟撮影)。
自己操舵台車の模型(2018年7月26日、伊藤真悟撮影)。

 東京大学教授の須田義大さんは、自己操舵台車開発の歴史や採用事例を説明。研究実験棟に搬入された銀座線01系電車や、研究実験棟にある試験線の両フランジ対応分岐器(ポイント)についても紹介しました。

 自己操舵台車は、車輪と軸の方向を変えることにより曲線区間をスムーズに通過できるようにした台車で、銀座線1000系電車や日比谷線13000系電車で採用されています。また、通常の車輪は脱線防止のためにフランジ(出っ張り)が線路の内側にあたるようになっていますが、東大ではフランジが線路の外側にあたる車輪を研究。両フランジ対応分岐器は、どちらの車輪でも通過できるように開発したものです。

 講義のあとは、実際に銀座線01系電車と両フランジ対応分岐器を見学。参加した中学生は説明を受けながら、写真撮影などを楽しみました。

 なお、「鉄道ワークショップ2018」は7月31日(火)にも開催されますが、こちらは高校生を対象としています。

【了】

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