沈座した潜水艦の乗員を救え! 万一に備える海自最新潜水艦救難艦「ちよだ」とDSRV

事故や戦闘などで着底し動かなくなってしまった潜水艦から、乗員はどのように脱出あるいは救出されるのでしょうか。もちろん、脱出専用の装備や、そして万一に備える艦艇が用意されています。海自の新しい潜水艦救難艦「ちよだ」もそうした艦艇のひとつです。

そもそも潜水艦救難艦とは、その編成と任務

 潜水艦救難艦の任務は、潜水艦が事故などで浮上できなくなり、海底に沈座してしまった状態から、潜水艦乗員らを助け出すことです。また平時には、長期航海に不向きな潜水艦に、水や食料などを供給する母艦としての役割もあります。

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潜水艦救難艦「ちよだ」の、横須賀初入港(2018年3月26日、菊池雅之撮影)。
潜水艦救難艦「ちよだ」の、横須賀初入港の様子(2018年3月26日、菊池雅之撮影)。
先代にあたる、潜水艦救難母艦「ちよだ」AS-405(画像:海上自衛隊)。

 これまでも、潜水艦救難(母)艦は、2隻体制でした。

 海自潜水艦隊は、第1潜水隊群(呉)と第2潜水隊群(横須賀)というふたつの第一線戦闘部隊で構成されています。そこで、潜水艦救難(母)艦を各群に1隻ずつ配備するため、常に2隻体制である必要があります。また、各潜水隊群のトップである群司令は、専用の潜水艦を持っていません。そこで演習などでは、潜水艦救難艦が旗艦となることがあります。

 第1潜水隊群には、潜水艦救難艦「ちはや」AS-406が、この度就役した「ちよだ」ASR-404は、第2潜水隊群に配備されています。

 もうひとつユニークなのが、「ちよだ」は水上艦ではありますが、潜水艦の特性を理解しておく必要があることから、艦長や副長は、基本的に潜水艦乗りが着任します。

 こうして新「ちよだ」は3月26日に配備先となる横須賀基地へ初入港を果たしました。横須賀地方総監部の前にあるH岸壁にて、入港歓迎式典が盛大に執り行われ、式典が終了すると、これから定係港となる船越地区へと向かいました。

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コメント

2件のコメント

  1. >全員を救助するのに概ね40時間程度。気象条件や海流などの状況で、これ以上時間がかかる可能性もあり。、斜めに倒れるなどして、「メイティング」が不可能なケースも。

    別の方法考えたほうが良いようなな気がする。

  2. 映画化希望!

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