地震の停電でJR北海道「全線運休」の理由 約8割は「電気を使わない路線」なのに?

北海道胆振東部地震による停電の影響で、JR北海道は全線全区間で運休しました。しかし、同社が運営する路線の約8割は、ディーゼルエンジンの列車しか走らない「非電化路線」。電気を使わないはずの非電化路線も含めて全て運休したのはなぜなのでしょうか?

【写真】電車の快速「エアポート」は運転再開

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札幌~新千歳空港間を結ぶ電車の快速「エアポート」も停電の影響で運休していたが、7日17時30分現在、通常より本数を減らして再開している(2017年10月、草町義和撮影)。

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鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。

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コメント

1件のコメント

  1. 病院の手術室や集中治療室のための停電時バックアップ電源みたいにディーゼル発電機を要所要所に置いて、信号、踏切警報器遮断器、社内電話が最低24時間くらい維持できるようにすると良いのではないかと。