VRモードがスゴすぎる『エースコンバット7』 開発者が語る戦闘機の「体験」とは?(写真39枚)

写真や動画では伝わらないそこにあるという「体験」

 VRモードで使用可能な機種は4機種。そのうち3つはF/A-18F「スーパーホーネット」、F-22A「ラプター」、Su-30M2を選択可能であることが明らかになっています。機種選択を行う格納庫は『エースコンバット04』のそれを再現しており、やはりVRに対応しているため機体のディティールを存分に眺めることができます。筆者はかつてSu-30の実機を前にし、余りの大きさから圧倒されたことがあります。写真や動画だとこの感覚は全くわかりませんが、VRでは同じように現代戦闘機が家ひとつほどの大きさがある金属の塊であることを実感できました。

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格納庫のF/A-18F「スーパーホーネット」。写真では伝わらない、「そこにある」という感覚を体験できる(画像:バンダイナムコエンターテインメント)。

 そしてひとりの戦闘機好きとしてとても興味深いと思ったもうひとつの遊びが、「VRエアショー」です。これは空母艦上を会場とした戦闘機のアクロバット飛行を眺めるモードであり、航空自衛隊のブルーインパルスにおいても実施されている「バーティカルキューピッド」「バレルロール(コークスクリュー)」といったアクロのほか、「スプリットS」「ハイヨーヨー」といった空中戦闘機動を眺め楽しむことができます。音声による解説も行われるため、空中戦について詳しく知りたいならばVRエアショーで空中戦闘機動を学び、ゲームで試してみるのも面白いかもしれません。

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「VRエアショー」より。スモークを途中で途切れさせるのは専用の処理が必要で、プログラマーに嘆かれたという(画像:バンダイナムコエンターテインメント)。

『エースコンバット7』開発の総指揮を執ったバンダイナムコエンターテインメント エースコンバット・ブランドディレクター 河野一聡(こうのかずとき)さんは「格納庫で見ているだけで楽しい、発艦するだけで楽しい、着陸するだけで楽しい、『エースコンバット』の楽しさを凝縮しており、本物のパイロット体験をして欲しい」といいます。

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