停車は1日たった1本「秘境高速バス停」なぜ誕生 降りたら戻れない? 日本一早い「最終便」

かつては多くの高速バスが停車したものの、いまでは1日たった1本のみ停車という高速バス停が徳島県にあります。周辺環境も「秘境感」ただようこのバス停に降り立ってみました。

スロープカーでアクセス、野生動物注意… まだある鳴門の変わった高速バス停

 鳴門市内にはほかにも変わった高速バス停が存在します。前出の高速鳴門BSもそのひとつ。本線上のバス乗り場は山の中腹に位置するため、モノレールに似たスロープカー(エレベーターの一種)に乗って、ふもとと乗り場を行き来するのです(徒歩も可能)。ふもとにある市の観光情報センターが、スロープカーの乗り場を兼ねています。

 大毛島BSのような秘境感のあるバス停というと、高松道の鳴門西SA内にある「鳴門西BS」も挙げられるでしょう。このバス停の近くには、かつてドイツ兵が抑留されていた坂東俘虜収容所跡があり、ここで所長を務めた松江中佐とドイツの人々との交流は、『バルトの楽園』として松平 健さんの主演で映画化されています。映画にもなった観光地の玄関口と思ってバスを降りると、たいへんな思いをするかもしれません。

 PAから一般道につながるフェンスの扉を開けると、目の前には森が広がり、狭い階段が現れます。長い階段をいくつも上り下りして収容所跡に向かうため、目的地にある「鳴門ドイツ館」のウェブサイトでも、アクセスの項目に「鳴門西バスストップからのお越しは歩行の困難な方はお控え下さい」「徒歩道では野生動物にご注意下さい」としているほど。

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鳴門西バスストップからPAの外に出ると、長い階段が続く(画像:oleolesaggy)。

 ちなみに、鳴門西BSの近辺は、1959(昭和34)年に鳴門市と合併するまで板東町に属していました。このあたりには「板東」姓が多く、戦後に満州からこの地に戻って野球を始めた少年が、のちの板東英二さん(タレント・野球解説者)です。

【了】

※記事制作協力:風来堂、oleolesaggy

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コメント

4件のコメント

  1. 路線バスって結構本数が少ない所あるんですね。この記事の様に分かりやすく表記すればいいのに、時刻毎の表記に1箇所だけとかあるバス停よく見るんですね。

    うちの所の都市部でも出入庫で1日に1本しか走ってない所あるし。逆に何で1日に1本しかないのか知りたい位なんですね。

    • 大概は「免許維持路線」と言われてます。なんかイベントあった時の迂回路だとか将来的にその路線を通る必要があるかもしれないとか(廃止すると再開設まで時間がかかるらしい)そういった理由。

      なお実際使えるかどうかと言われたら首をブンブン振りまくる程度にほぼない(笑)

  2. 板東英二はほとんど活動してない。

    応援していたんだけど、脱税の時にかなり裏切られた気分だった。こんな所で名前を出してほしくない。

    • 応援していたんだけど

      ウソだよね。

      ただ有名人を叩きたいだけだよね。

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