陸から海へにらみ 石垣島など駐屯地新設で注目の「地対艦誘導弾」、どんな装備?

石垣島など南西諸島に陸自の駐屯地が新設されます。配備されるのは最大射程150kmとも200kmともいわれる地対艦ミサイルの部隊と見られ、その範囲内にはあの尖閣諸島も含まれます。そもそも、どのような装備なのでしょうか。

石垣島に新駐屯地建設へ! いま注目の地対艦誘導弾を配置

 防衛省が、今年度末から、石垣島における陸上自衛隊駐屯地建設を開始します。2018年11月2日(金)に土地造成工事の入札を公示し、具体的なスケジュールが明らかとなりました。2019年2月より着工する見込みです。これまで、日本南西諸島部には、空自レーダーサイトこそありましたが、沖縄本島にのみ第一線戦闘部隊を配置していました。

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12式地対艦誘導弾。石垣島などの新しくできる駐屯地に配備されていくと見られる(菊池雅之撮影)。

 中国軍の増強、軍拡にともない、脅威が高まっていることを受け、防衛省はこれまでの北方防衛重視の考え方を改め、南方防衛重視としました。その流れの一環として、これまで「防衛空白地帯」と言われてきた沖縄地域の防衛強化を図っていきます。

 まず、2016年3月、与那国島に駐屯地を開設、そこに沿岸監視隊を置きました。この部隊の任務は、洋上を行く艦船を偵察、監視することです。

 引き続き、石垣島、宮古島、奄美大島にも駐屯地を建設する計画を打ち出しました。このなかで最初に12式地対艦誘導弾(後述)部隊を含むすべての部隊を配置し、駐屯地として完全な形でスタートを切るのは石垣島になるとのことです。尖閣諸島から約110kmしか離れていないことを考えれば、最初にこの島が選ばれたのは当然といえます。ほかの島々に関しても、2019年内に動きがあると思われます。

 新しくできる駐屯地に配置されていくのが、地対艦誘導弾を主たる武器とした部隊です。誘導弾とは、ミサイルのことです。敵艦が侵略の意思を持って日本領海に侵入してきたら、陸地からミサイルで攻撃する任務となります。

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コメント

3件のコメント

  1. 地対艦誘導弾配備の詳しい説明有難う御座います。

    そこで一つ質問なのですが、部隊を敵から守る上で地対空誘導弾も必要だと思うのですが、同一部隊で運用出来るのですか?
    別部隊だと大変ですよね!

  2. この内容は大きな間違い。南西諸島で自衛隊基地が「最初に建設されるのが石垣島」ではなくすでに宮古島・奄美大島では基地建設が2016年から進行中。とんでもない「事実⁉」を広げてはいけません

    • ご指摘ありがとうございます。