ヘッドライトの黄ばみ、なぜ発生 車検NGになることも 逆転発想の新対策も登場

年月の経ったクルマは、ヘッドライトが黄ばんだり、くすんだりすることがあります。通常の洗車では落ちないこの汚れ、なぜ発生するのでしょうか。これまでの常識を覆す、新たな対策も登場しています。

削らなくてもいい!? 逆転発想の新対策

 このように、ヘッドライトの黄ばみやくすみを除去するには、劣化したコーティングを削り取るのが一般的ですが、近年、新たな手法が登場しています。コーティングをそのままにして、上から透明なシートを貼るというものです。

 このシートは、自動車用カーボンシートなどを製造販売するハセ・プロ(大阪市生野区)が特許を持つ技術。シートを貼るだけで透明度が復元され、ライトの透過率も著しくアップすることが確認されているといいます。この商品を2017年に発表し、2018年から本格的に拡販しているという同社に話を聞きました。

――シートを貼るだけで透明度が復元されるというのは、どのような仕組みなのでしょうか?

 シートの糊(のり)成分が、劣化してひび割れたコーティングの凸凹を埋めてフラットにすることで、透明に見えるようになるのです。たとえば、表面がザラザラしたすりガラスにセロハンテープを貼ると、向こうが見えるようになるのですが、この原理を応用しています。傷んだ表面を直すというよりも、隠しているといったほうがよいかもしれません。

――シートにはどのような特徴があるのでしょうか?

 糊成分が特許の技術であり、強粘着でありながらやわらかい性質をもっているほか、ヘッドライトに黄ばみが発生していても、シート成分との化学反応によってそれを抑えることができます。また、紫外線を92%カットするので、劣化したコーティングを磨いた後に施工して再コーティングの役割も果たします。

※ ※ ※

 ハセ・プロによると、その性能はクルマの使用状況により前後しますが、およそ5年間持続するとのこと。施工前には、コーティングを削り取る必要はないものの、中性洗剤などで落とせる汚れはきれいにしてほしいそうです。

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通常、ヘッドライトのクリーニングは磨いてコーティングを除去するのが一般的(画像:sima/123RF)。

 ただし、ヘッドライトカバーの内側に黄ばみやくすみが発生している場合は、シートを貼っても効果はないといいます。前出した自動車整備工場の代表によると、ヘッドライトのカバーだけを取り外して内側を磨くのもリスクがあるため、難しいとのこと。カバーの外側も含め、何年くらい経過すると黄ばみやくすみが生じてくるかは、一概には言えないそうです。屋内あるいは屋根付き駐車場に停めるなどして、紫外線から守るのがいちばんの対策だといいます。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. だいたい車検切れ前の代替え需要を見越したトロい設計なのでボロが出るのは当たり前

    クリアーレンズ以前の硝子タイプの私のトヨタ車は新規登録から23年経過した今でも問題無し

    初代ビッツのように簡単に表面を被ってる即交換可能な対策品が他の車種に少ないのも長く乗ることなんぞ想定してない最初から自社製品を否定している証なんでしょうかね?

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