東名またぐ横浜青葉JCTの「最高所」へ 首都高「横浜環状北西線」工事現場に潜入(写真25枚)

首都高の新線「横浜環状北西線」の工事現場へ潜入。東名高速に接続する横浜青葉JCTでは、東名をまたぐランプ橋がいくつもできていました。建設中の本線トンネルも、かなり完成形に近づいています。

トンネルはもう完成形に近い?

 一方、北西線の本線のうち約4kmを占めるトンネル(名称未定)は、2018年9月に上下線でシールドマシン(トンネルを横方向に掘り進む巨大な筒状の掘削機)による掘削が完了しています。シールドマシンの発進基地となった青葉側の立坑(たてこう)から、トンネル内へ進入しました。

 地下20mの深さまで階段で立坑を降り、直径12m以上にも及ぶ円形のシールドトンネル入口に到着。トンネル断面は床版で上下に区切られており、いま立っているのは、その上側です。ここに片側2車線の道路が、床版の下側には緊急時の避難路が構築されます。

 シールドマシンでトンネルを造る場合、堀った部分が崩れてこないように、掘削と並行して、セグメントとよばれるコンクリートのピースをリング状に組み立ててトンネルの壁を構築していきます。北西線のトンネルではこれに加え、床版も同時並行で施工し工期を短縮。通常は掘削終了後に床版を構築していくといい、掘削と並行してここまで完成形に近づけていったのは、珍しいそうです。セグメントには、照明などを設置するための吊り金具を取り付ける小さな穴も随所に空けられていました。

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橋脚が立ち並ぶ横浜青葉JCTの工事ヤード。
本線トンネルの発進立坑。
本線トンネル内部(2018年11月13日、中島洋平撮影)。

 なお、発進立坑から青葉側の地上までは箱型のトンネルが建設されており、12月には、立坑を埋めて箱型トンネルとシールドトンネルをつなげる作業にも着手するそうです。地上の工事ヤードには、トンネル掘削で排出された土砂の処理プラントがありますが、これも解体が始まっています。

 2020年「東京オリンピック・パラリンピック」までの開通を目指して工事が進められている北西線。開通すると、東名~横浜港間の所要時間は約40~60分から、約20分に短縮されます。

【了】

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コメント

4件のコメント

  1. ここが出来たら東名〜川崎駅や羽田空港まで非常に近くなるし、便利になる。

    豊洲なんかに無駄な道路や鉄道作るよりこっちの方が大事では?

  2. 羽田空港行きの平日朝、湾岸線への大黒JCTでの渋滞が伸び、KQバスのようにPA内を減速せずに走り抜け合流する車が増えるだけのような気がします。

  3. この道路は、今世紀中にできるかも怪しい外環道の東名~湾岸区間の代替となることが期待されるそうだ

    うまく流ればいいね

  4. 横浜湘南道路と横浜環状南線もよろしくね・・・。

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