雪少ない地域の高速も「大雪で立ち往生」 首都高、新東名…こんなところに要注意

2018年1月、大雪の影響で首都高の山手トンネルにおいて10時間にわたり車両が滞留する事態が発生しました。近年、あまり雪の降らない温暖な地域や都市部でも、大雪で多くの車両が立ち往生し、通行止めが長びく事例がしばしば発生。なかでも特に注意すべき箇所があります。

新東名では路面ツルツルで立ち往生に 対策は

 2017年2月には、新東名高速の御殿場JCT~長泉沼津IC間で約9kmにわたり、およそ1000台が立ち往生しました。

 高さ30mにも及ぶJCTのランプ橋が凍結し、下り勾配でスリップした大型車が動けなくなったことがきっかけです。路面の融氷作業に時間を要し、滞留車両の排出に約11時間30分、通行止め解除まではさらに1時間かかっています。

「急勾配の箇所やJCTの高架橋などは風通しもよく、アイスバーンになりやすいです。こうした『要注意箇所』に限らず、管内全体で、天候の予報に応じて本格的な降雪が始まる前に、予防的な通行止めを行うこともあり得ます」(NEXCO中日本)

「予防的な通行止め」とは、国土交通省の「冬期道路交通確保対策検討委員会」が示す大雪時の通行確保に向けた考え方のひとつ。雪が本格的に積もってから通行止めを行い、除雪作業を開始するのではなく、早めに通行を止めて集中的に除雪を行い、立ち往生の発生を未然に防ぎ、早期の通行再開につなげるというものです。

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首都高の積雪・凍結対策作業車(2017年11月、中島洋平撮影)。

 首都高でも、特に立ち往生リスクの高い一般道への出入口部などは、本線が通行止めになる以前から閉鎖する場合もあり得るとのこと。

「凍結防止剤の散布などによって極力通行止めをしないようにするものの、それでは追いつかないような大雪が見込まれる際に、予防的な通行止めを行います。『災害級』の大雪が予想される場合はお出かけをお控えいただくのが第一ですが、やむを得ず外出される際には、交通情報や天候予報をよくご確認いただき、必ず冬タイヤなどの滑り止めを講じてください」(首都高速道路)

 ちなみに、前出の2018年1月22日からの大雪で、首都高は総延長320kmの約7割にあたる約230kmが通行止めに。全面的な通行再開に4日を要しています。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 一番上の写真説明文、「2018.11.22」になってる。訂正をお願いします。

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