進化した電車の暖房装置 座席の変化にあわせて暖房の設置方法も変化

鉄道車両の暖房装置は多くの場合、座席の下に設置されています。しかし、設置方法は足元スペースの拡大とともに変わってきました。使用環境の違いから床下に暖房装置を設けたり、いまも昔ながらの方法を採用したりするケースもあります。

やけど防止の板でふさがれた座席の下

 この季節、電車の席に座ると足元がポカポカと暖かくなることがあります。これは座席の下に、電気をニクロム線に通して暖める電気ストーブのような構造の「シーズヒーター」という暖房が組み込まれているためです。

Large 20181225 01
ケコミ板で塞がれた座席の下。このなかにシーズヒーターが組み込まれている(児山 計撮影)。

 ニクロム線はヒーターパイプで覆われていますが、直接触ったり荷物が当たったりすると、やけどや破損の危険があります。そのため、座席の下は「ケコミ板」という穴の開いたステンレス板でふさがれています。

 このシーズヒーターは細かい温度調節が苦手で、基本的にオンとオフのいずれかしか選択できません。そのためときには、ふくらはぎの辺りが猛烈に熱くなるといったこともありました。

 ところが最近の新しい電車は、座席の下にケコミ板がありません。ということはシーズヒーターもないはずですが、ほんのり暖かい空気は従来の座席と同様に感じることができます。

 足元にあったシーズヒーターはどこへ行ったのでしょうか。

この記事の画像をもっと見る(8枚)

最新記事

コメント

2件のコメント

  1. 都内首都圏の片側4ドア通勤車は暖房要らないよ。

    それだけ混むし、乗車時間も長くないし。

  2. 20年ほど前の東海道線はまだ113系が走っており

    冬の朝の国府津始発、平塚始発の113系車両は普通車、グリーン車とも冷蔵庫のように冷えており

    品川に着くくらいまで暖かくならなかったので、3分後の暖かい211系の方を選んで乗っていた気がします。

    確かに今のE231系、E233系では暑すぎたり寒すぎたりということがないので、快適に通勤できる気がします。

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス