「鳳翔」に始まる日本の「空母」を振り返る 黎明期からのその20年あまりの歴史とは

戦後70年あまり途切れていた日本の「空母」が、いま再び動き出そうとしています。世界に「空母」というものが誕生したころから太平洋戦争終結までの、20年あまりの日本におけるその歴史を振り返ります。

【写真】甲板上の九九式艦爆と空母「蒼龍」

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発艦準備中の九九式艦上爆撃機。旧日本海軍空母「飛龍」の甲板と見られる。その向こうに空母「蒼龍」(画像:アメリカ海軍)。

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1975(昭和50)年に創刊した、40年以上の実績を誇る老舗軍事雑誌(http://www.argo-ec.com/)。戦車雑誌として各種戦闘車両の写真・情報ストックを所有し様々な報道機関への提供も行っている。また陸にこだわらず陸海空のあらゆるミリタリー系の資料提供、監修も行っており、玩具やTVアニメ、ゲームなど幅広い分野で実績あり。

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コメント

2件のコメント

  1. ニミッツの『太平洋戦争海戦史』の始めのほうに「真珠湾の惨敗前でさえ、米艦隊はすべての艦種で日本艦隊より劣勢であった。もっとも具合が悪いことには、米国が三隻の空母をもって日本の十隻に対抗したことである」とある。

  2. 米空母も25番爆弾にさえ格納庫甲板抜かれて機関に損害が出ていたりする

    撃たれる側の構造以外の違いも見逃せないね