空自F-35戦闘機が墜落、その現状と今後 問題への対応や調達計画への影響は…?

航空自衛隊のF-35A戦闘機が墜落、パイロットの捜索が続いています。同機はこれまで、開発段階を含め極めて事故率が低い機体でした。事故原因への対応や調達計画への影響など、現段階で考えられる今後について展望します。

既知の問題が原因である可能性は低い

 F-35は現時点における全世界の戦闘機生産数の大部分を占めており、2019年は年産141機を計画しています。2019年中には総生産数500機近くになる見込みであり、機数が増えるぶん、それだけ事故も発生する可能性が高くなることは避けられないものの、今回はまだ数の少ない自衛隊機であり、通常離着陸型F-35Aとしては最初の損失でした。

 一部報道において「欠陥機」「未完成品」とも誇張されることのあるF-35Aですが、実のところ安全面における問題はそれほど多くは報告されてはおらず、既知の問題が事故のおもな原因である可能性は低いと考えられます。昨年、墜落したF-35Bについては燃料系統の異常であることが判明しており、問題の箇所を修正することで対応しています。またこれはF-35B型特有の問題であり、航空自衛隊のF-35Aとは関係がありません。

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