これも地産地消か エリア51ほど近く、世界中のUFOファン集う「エイリアンのお宿」とは

米ネバダ州レイチェルは、人口50人あまりの集落です。周囲は見渡す限りの荒野、小規模な牧畜が営まれている程度で特に産業も見られませんが、他方、世界中から人が集まる場所でもあります。そう、エリア51とUFO、そしてエイリアンです。

小さな小さな集落 主な産業は「UFO」

 筆者(武若雅哉:軍事フォトジャーナリスト)がリトル・エイリ・インを訪れた時にも、10台近いクルマが停めてあり、その人気の高さがうかがい知れます。来訪者に話を聞くと、アメリカのみならず、ヨーロッパやオーストラリアからの観光客もいて、店内や周辺はとても賑わっています。

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エイリアンがテーブルに陣取るのもここでは日常光景。もちろん置物(武若雅哉撮影)。
バーの天井に来訪者がサインし貼り付けた紙幣。日本では名刺を貼るところ(武若雅哉撮影)。
来訪者による「俺が撮った」自慢のUFO写真集(武若雅哉撮影)。

 ある男性はUFOが好きで「いつかここに来たいと思っていました。夢が叶いました」と嬉しそうに話していましたが、その横では少し冷めた目で男性を見つめる女性の姿もありました。

 このレイチェルという集落ですが、少数の牛が放牧されているくらいで、ほかに産業らしい産業は何もありません。見渡す限り荒れた大地が広がり、行き交うクルマも少ない場所で、お店のオーナーが「ここはアメリカで最も交通量が少ないインターステート(州間高速道路)だ」と自信満々に答えてくれるほどです。唯一、耳目を集めそうな要素といえばUFOのみ。そう、レイチェルは、UFOこそが主産業なのです。

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「世界的名物」という触れ込みのエイリアン・バーガー(武若雅哉撮影)。
レストランのメニュー(武若雅哉撮影)。
エイリアン・ソースはただ辛いだけ(武若雅哉撮影)。

 そもそも、なぜレイチェルにほど近いエリア51が、UFOのメッカになったのでしょうか。その原因のひとつには、ある航空機が関連しているといいます。米ソ冷戦時代に、大いに運用されたU-2偵察機です。

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