クルマにジェットエンジン積んだらこうなった! 実用性皆無、モンスターマシン爆走!

世界最速のクルマは、ジェットエンジンで走ります。純粋にスピードだけを求めた結果であり、日本のリニアモーターカーの速度記録よりも速いのですが、実用性はまったくなくエンタメに特化したものという、なんともアメリカンなクルマです。

古いジェットエンジンで爆走!

 ジェット機が生み出す轟音は、飛行機好きには一種のご褒美といえます。それは近くで聞けば音というよりも衝撃に近く、基地周辺で戦闘機を撮影するファンのあいだでは「爆音浴」というフレーズまで使われています。アメリカにはこのジェットエンジンを、効率や経済性を完全に無視して利用しているクルマがあります。

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走行デモ開始直後に燃料噴射装置を使って巨大な炎を出す「ショックウェーブ」。最前列で見ると冗談抜きで空気が熱くなるのを感じる(布留川 司撮影)。

「ショックウェーブ」と呼ばれるそれは、ピータービルト社(アメリカ)製のトレーラーヘッドに、T-2「バックアイ」ジェット練習機に搭載されていたウェスティングハウス社(アメリカ、当時)のJ34-48ターボジェットエンジン3つを薪のように束ねて搭載。エンジンの排気口に自家製の燃料噴射装置(戦闘機でいうところのアフターバーナー)までついています。恐らくは「速度を出したいならば、同じエンジンでもいっそのことジェットエンジン積めばいいんじゃない?」というアメリカ的な発想だけで作られた車両なのでしょう。最高速度はなんと時速376マイル(605km/h)にもなります。

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コメント

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2件のコメント

  1. なぜか途中から軍事の話になって引いた。
    ライターはそんなに戦争したいのか?

  2. 役者不足なんて言葉はないし、役不足でも間違っている
    ほんとうにライターか?