クルマにジェットエンジン積んだらこうなった! 実用性皆無、モンスターマシン爆走!

ただ速く、ただ派手に走るだけのクルマ

「ショックウェーブ」がエンジンを始動すると、ターボジェットの生み出すジェット音が会場中に響き渡り誰しもの注目を引きます。そして、全開走行時の轟音とギネス記録にもなった605km/hの速度という事実は、飛行機やクルマといった乗りもの好きのアメリカ人に強烈なインパクトを与えるようです。普通のクルマでも、実用性や燃費でいえばハイブリットカーの方が優秀ですが、クルマ好きや一般人が興味を引くのはマッスルなエンジンを積んだクラシックカーの方でしょう。

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全力走行後に停止のためにドラッグシュートを出す「ショックウェーブ」。停止時には加速時よりも強いGがかかるという(布留川 司撮影)。

「ショックウェーブ」は、ただその加速性能を見せつけるだけでなく、エンターテイナーとしての観客へのアピールも忘れません。燃料噴射装置を使ってノズルと垂直につけられた煙突部から派手な炎を噴き出し、近くで見る場合には耳栓がないと辛くなるほどの爆音を発生させます。そこには、実際に生で見ている観客を圧倒する迫力はありますが、楽しませるという以上の意味はありません。エコドライブなんて言葉は口に出すだけ野暮というものです。しかし、それこそがアメリカ流のエンターテイメントの神髄なのでしょう。「ショックウェーブ」の生み出す爆音とスピードは、今日もアメリカのどこかで観客を沸かせています。

【了】

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コメント

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2件のコメント

  1. なぜか途中から軍事の話になって引いた。
    ライターはそんなに戦争したいのか?

  2. 役者不足なんて言葉はないし、役不足でも間違っている
    ほんとうにライターか?