「東八道路」計画から73年、ついに甲州街道と接続 残る未開通区間が開通すると?

東京の三鷹市と府中市を結ぶ「東八道路」の東側と、国道20号「甲州街道」をつなぐ区間が、計画決定から73年を経て開通しました。東八道路は本来、東京と八王子を結ぶ道路の一部ですが、今後、どのように整備されるのでしょうか。

開通区間周辺では外環道の建設も 今後どうなる?

 今回4車線で開通した約3.6km区間は、杉並区側1.6kmの改良区間と、三鷹側2kmの新設区間に大別されます。改良区間では、中央道の高架を隔てた片側1車線ずつの道路があったところ、高架の直下に片側2車線(4車線)の本線が整備され、既存の道路は側道になりました。

 また新設区間の一部は、上下本線のあいだに玉川上水と、その緑地を挟んでいるのが特徴です。東京都建設局によると、この玉川上水に沿う区間は道路幅50mの計画を60mに変更するなどして、環境への影響を抑えたといいます。杉並区側からクルマで本線を走った場合、中央道の高架下を抜けるとすぐ、右側に玉川上水沿いの森が現れるなど、車窓も大きく変化します。

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上下本線のあいだに玉川上水を挟む区間。右手の森のなかに玉川上水が流れる(2019年6月、乗りものニュース編集部撮影)。

 今回の開通にともない、周辺道路の接続路なども大きく変化しました。東京都建設局によると、今後は開通区間の歩道部分について、黒いアスファルト舗装を剥がし、電線共同溝(地上の電柱や上空の電線を収容する地下施設)を整備したのち、色つきのブロック敷き舗装に置き換えるそうです。

 ちなみに、今回の開通区間付近ではもうひとつ、大きな道路建設プロジェクトが進められています。外環道の「関越~東名」区間です。三鷹市内には約40mの地下に建設される外環道と、高架の中央道を結ぶ「中央JCT」のほか、東八道路に接続する「東八道路IC」(いずれも仮称)が建設され、中央道、外環道のいずれの方向にも接続可能となる予定です。

【了】

【写真】甲州街道から東八道路へ 開通区間を走ってみた

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