JAL新型機「エアバスA350-900」機内初公開! モニター、広い席、PCのようなコクピット

JALがボーイング777型機の後継として導入する、エアバスの最新鋭機「A350 XWB」シリーズ。そのひとつであるA350-900型機の機内へ入ると、大きなパソコンのようなコックピット、広い座席、大容量の荷物棚といった特徴がありました。

コクピットはまるで「大きなパソコン」! 荷物棚に工夫

 JALによるとA350-900型機の客室荷物棚(ハットラック)は、収納力が強みだといいます。機内持ち込みができる大きさのスーツケース(キャスター付き)を縦置きで5個収納可能なものを設置。すべてのクラスで乗客1人がひとつ以上のスーツケースを持ち込んでも、収納可能です。また、このことで荷物棚を閉めるのが重くなってしまうため、アシスト機能も装備し、負担を減らしているとのことです。

 コクピットは、A4サイズより大きいディスプレイが6枚設置されています。そして、クルマのハンドルのような操縦桿「コントロールホイール」がありません。A350-900型機は、JALでは初導入となる「サイドスティック」の操縦桿で、各操縦席の横に設置されています。

 また、従来の機種でコントロールホイールがあったディスプレイの前には、キーボードが設置されており、コクピット全体が巨大なパソコンのような作りです。

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巨大なパソコンのようなA350-900型機のコクピット
A350-900型機のコクピットモニターはA4サイズより大きい。
荷物棚は縦置きスーツケースが5個収納できるという。

 エアバスの飛行機をJALが新規に導入するのは今回が初めて。同社の赤坂祐二社長はその理由について、「ボーイング777型機の置き換えを考えたときに、タイミング的にA350 XWB型機がマッチしました。A350 XWB型機は非常に燃費が良く、もし国内線で1年間飛ばしたとすると、それだけで1機あたり2億円のコストを削減できると想定しています。ボーイングだから、エアバスだからということではなく、飛行機そのものの性能を見て判断しました」と話します。

 ちなみに同機へ搭載されるエンジンも、JALでは初の採用となるロールスロイス製のもの(トレントXWB)。その製造には三菱重工や川崎重工、IHIなどの日本企業が関わっているといいます。

 JALはA350-900型機を18機、長胴型であるA350-1000型機を13機、あわせて31機のエアバスA350 XWBシリーズを確定発注済みです。

 今回お披露目されたA350-900型機の初号機は「『挑戦』のレッド」の特別塗装を持ち、この後に納入される2号機は「『革新』のシルバー」、3号機は「『エコ』のグリーン」をテーマに、機体後部にそれらの色で「AIRBUS A350」と大きく書かれます。A350-900型機のデビューは、9月1日(日)の羽田発福岡行きJL317便の予定です。

【了】

※一部誤字を修正しました(6月21日10時20分)

【写真特集】JALのエアバスA350-900型機お披露目会&機内の様子!

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