「増毛廃止後」も存続危うし! JR北海道、普段の留萌本線に乗ってみた

増毛駅廃止の喧騒はいま…

 峠下駅から終点の留萌駅までは国道233号が並走するようになります。ライバルはこの道とともに、建設が進む深川留萌道です。高規格幹線道路として建設されており、ほとんどの区間が無料で利用できます。

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深川留萌道の最後の未開通区間。2019年度開通予定(柘植優介撮影)。
2番ホームから留萌駅舎を見る。架線がないため空が広い(柘植優介撮影)。
かつて列車が走っていた増毛方面は、線路が分断されている(柘植優介撮影)。

 この深川留萌道は、留萌駅のひとつ手前の大和田駅に近い留萌大和田ICまで開通しており、現在は2019年度の開通を目指して、最終区間である留萌ICまでの約4kmが建設中です。筆者が留萌本線に乗ったときはほとんどできているようで、残るは保安装置や灯火類、案内板の設置くらいのようでした。

 こうして深川駅を発車して57分で留萌駅に到着。1番ホームには筆者を含めて7人が降り立ちました。ホームの先端に行ってみると、その先には2年半前まで増毛駅へのびていたであろう線路が車止めで途切れていました。ですが、さらにその奥には増毛に向かう鉄路を渡すために設けられた鉄橋が残っており、それは確実に留萌から先に鉄路がのびていたことを示すものでした。

 なお筆者は時間の都合から旧増毛駅に行くことは断念しましたが、廃線後の2018年4月に、旧増毛駅舎は開業当時の姿にリニューアルされ、観光施設としてオープンしており、ホームや線路もそのまま残されているそうです。もし増毛方面に行かれる機会があるのなら寄ってみるとおもしろいと思います。

【了】

【写真】深川から留萌へ…車内や沿線の風景

Writer: 柘植優介(月刊PANZER編集長)

創刊40年以上を誇る老舗軍事雑誌(http://www.argo-ec.com/)の編集人。子供のころから乗り物全般が好きで、車やバイクはもちろんのこと、鉄道や船、飛行機、はたまたロケットにいたるまですべてを愛す。一時は自転車やランニングシューズにもはまっていた。

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コメント

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1件のコメント

  1. そりゃまぁNEXCOの財政状態関係なく税金で作っちゃう高速道路ですから早くに出来るでしょうに。

    NEXCOに無料有料含めて高速道路全面ぶん投げてJRみたく「民間会社化」すれば「走れなくなる高速道路(=廃止)」はそれこそ続出するでしょうね。