大雨で土砂流出のJR吉都線、バス代行輸送は「当分の間」に変更 土休日も実施

バス代行輸送は7月8日から始まります。

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線路下の土砂が流出した吉都線(画像:JR九州)。

 JR九州は2019年7月5日(金)、吉都線の列車運転見合わせに伴うバス代行輸送の運転時刻を発表。実施期間を土休日を含む「当分の間」に変更しました。

 九州南部の大雨により、吉松駅(鹿児島県湧水町)と都城駅(宮崎県都城市)を結ぶ吉都線では、途中の小林~西小林間で線路下の土砂流出が発生。復旧には時間を要する見込みです。

 バス代行輸送は吉松~都城間で行われます。吉松~小林間は午前3時台から夜0時台まで上下計19本、小林(一部はえびの飯野)~都城間は午前4時台から夜23時台まで上下計20本です。小林駅で乗り継ぎが必要ですが、上下計2本は吉松~小林~都城間を直通します。

 バスは各駅の駅前広場に停車しますが、鶴丸、えびの上江、広原、日向前田、東高崎は駅周辺の道路などに停車します。

 バス代行輸送の実施期間は、「7月8日(月)から12日(金)までと、16日(火)から19日(金)まで」でしたが、学校の部活動や課外事業などでの利用を考慮し、「7月8日(月)から土休日を含む当分の間」に変わりました。

 代行輸送のバスは、その区間を含む有効な定期券、回数券、普通乗車券で利用できます。JR九州は「道路状況等により、発着が遅れる場合やバス相互間や列車への接続が行えない場合がありますので、あらかじめご了承ください」としています。

【了】

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コメント

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2件のコメント

  1. あの距離で年間1億円も稼げない路線だから復旧するにも大変だろうな…。広域ネットワークとしても観光路線としても極めて微妙な位置だし。
    普段使わないくせに廃線論議になると「なくなったら住民の足が~」と通り一遍に騒ぐ地元はしばらく静観かな?

  2. 本来ならBRT化してもいいくらいの輸送密度の路線。
    鉄道のまま復旧してくだされば言うことはないのだが。。。
    とりあえず一日も早い復旧を願うばかり。