ホンダの「TYPE-R」を乗りこなすには? 初のイベントに「シビック」「NSX」など集結
ホンダの「TYPE-R」といえば、「NSX」などに設定された「スポーティモデルにおける最上位グレード」です。そのハイパフォーマンスを安全に楽しく体験しようという、初の「TYPE-R」オンリーイベントが開催されました。
「TYPE-R」オーナーだけの至福の日
ホンダのクルマの、特別なスポーティモデルが「TYPE-R」です。初代「NSX」をはじめ、「インテグラ」や「シビック」などに、スペシャルなスポーツグレードとして設定されました。2019年9月現在も、最高出力320馬力の2リッター4気筒ターボエンジンを搭載した「シビック TYPE-R」が、消費税込み450万360円で発売されていますが、こちらは販売終了間近となっています。普通の「シビック ハッチバック」が最高出力182馬力で280万440円ですから、いかに「TYPE-R」が特別な存在であるかというのも理解いただけるでしょう。
そのような特別な「TYPE-R」の、オーナー限定の特別なイベントが9月16日(月・祝)に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催されました。「2019ホンダ・スポーツ・ドライビング・ミーティング-R」です。これは鈴鹿サーキットや、ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)で年数回、開催されている「ホンダ・スポーツ・ドライビング・ミーティング」のスペシャル版とでもいうべきもの。普段は、幅広いホンダ車を対象にしていますが、今回は初めて「TYPE-R」に限っての開催となりました。
ちなみにホンダは「高性能車を販売したら、それにふさわしいドライバーの育成も必要」と、1960年代から熱心に安全運転講習を実施してきました。「運転できない人に教える」のではなく、「免許を取得した人に、もっと上手になってもらう」という内容の講習です。その現代版と言えるのがホンダ車ユーザーを対象にした「ホンダ・スポーツ・ドライビング・ミーティング」で、サーキットなどの安全な環境でプロ・ドライバー講師がレクチャーするというものです。
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