動物接触事故、秋は「鹿」要注意 平均修理費50万越え 対策は 高速は年間約5万件発生

動物との接触事故が全国的に多発するなか、特に北海道では大型のシカとの事故が深刻化しています。衝突した際の被害は大きく、高速道路はシカが侵入した時点で通行止めに。対策はあるのでしょうか。

「鹿よけ笛」装着のレンタカーも 効果は?

 このため、NEXCO東日本は道路の周りにシカの侵入を防ぐ柵を設置したり、シカが嫌がる臭いを発する忌避剤を撒いたりしているほか、北海道開発局では事故多発地点のデータを取りまとめたパンフレット「エゾ鹿衝突事故マップ」を作成。そうした場所で、「動物注意」の標識や道路表示も増やしているといいます。

「被害を抑えるためにも、スピードダウンが重要です。動物注意の標識や道路表示がある地点は、実際にシカがよく現れる場所ですから、周囲に注意を払って走行してください」(北海道開発局 道路維持課)

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北海道開発局発行の「エゾ鹿衝突事故マップ」(画像:北海道開発局)。

 またニッポンレンタカーでは、道内のレンタカーの多くに「鹿避け笛」を装備しています。2個でひと組になった小さな笛で、フロントバンパーまたはサイドミラー付近に装着、40km/h以上のスピードで走行すると風が通り抜け、特定の周波数の音を発するというもの。人間には聞こえないものの、動物の耳には届くそうです。

 この鹿避け笛についてニッポンレンタカーサービスは、「年ごとに生息状況が異なるため、一概に事故件数が減ったとはいえませんが、確かにシカの正面衝突は減りました」と話します。2015(平成17)年に鹿避け笛の装着を開始して以降、大きな事故は起こっていないそうです。

【了】

【写真】ニッポンレンタカーがクルマに装備する「鹿避け笛」

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