デビュー近い「DMV」注目される成否 線路も道路も走行OK 地方鉄道をどう救うのか?

もちろんDMVには欠点もある

 良いこと尽くめのようですが、欠点もあります。

・車両が小さい
 実用化予定のDMVは座席が18席、立ちスペースは5人ほどで、最大乗車人数は約23人です。ローカル鉄道用の小型ディーゼルカーの定員は100人以上あります。また、乗客の増加に応じてバスのように2台、3台で運行する場合は、台数分の運転士が必要になります。そこで人件費や人材不足に対応する必要があります。したがって、乗客数の多い路線では使えません。旅行会社の観光バス貸し切りツアーは40人以上で採算をとる事例が多く、要望に応じかねます。

・鉄道の保安装置に対応しない
 鉄道は、信号機や踏切を作動させるため、レールに検知装置を設置しています。DMVは車両が軽いため、検知装置を作動できない場合があります。対応が必要です。

・運転士の養成に時間がかかる
 鉄道モードでは動力車運転免許、道路モードでは中型自動車第二種免許が必要です。それぞれ専任の運転士を雇用するか、両方の免許を持つ運転士を雇用する必要があります。人件費と人材不足の課題が付きまといます。

【写真】ほぼ「バス」な車内

 
    
 
    

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コメント

4件のコメント

  1. > DMVは車両が軽いため、検知装置を作動できない場合があります。
    重量で検知なんかしねーよ。

    • 言葉足らずな記事とはいえ、
      重量も関係しますよ。

      軽いと軌道短絡が起きず、
      踏切が閉まらなかったり
      信号が正常に作動しなかったりと。

      さらに詳しく知りたいのであれば、
      近江鉄道のレールバス導入失敗事例と、
      京急の制御電動車化について。

      この2例をネットで検索してください。

  2. 一番の欠点は万が一の事故でしょうな。
    鉄道事業者として触れたく無いだろうけど、
    踏切(阿佐海岸鉄道にはないが)や落石などと。
    レールバスが廃れた理由のひとつがそれだからね。

    そのために踏切で一旦停止や
    少しでも危険と判断したら時速10km/h以下で運行。
    なんてやってたら鉄道として成り立たない。

  3. この記事を読む限りでは、話題性以外のメリットが感じられないし、結局うまく行かないような気しかしない